2009年12月25日金曜日

サンタクロース














今年のサンタクロースのプレゼントです。

うちのシステムは、事前に欲しいものを手紙に書き

自宅ポストに入れておき、サンタさんが回収して

24日に届けてくれるということにしています。

すでに、長女、長男は半信半疑です。

それもなぜか年下の長男のほうが、より信用していない様子。

「どうせパパが買ってくるっちゃろう」

かわいげのない。

やはり学校では家ですでに隠してあるプレゼントを

見つけた子たちもいるようです。

それを聞いた長女は、少し混乱している様子。

どうしても確かめたいと、今日は寝ないと頑張っていたが、

11時半ごろダウン。

朝起きて、まだまだ謎のままですっきりしない感じです。

小学校卒業までには絶対真実を確かめたいと、言っていました。

2009年12月22日火曜日

吉田松陰



私は今、国の為に死ぬ。
死すとも、藩主への忠義、父母への孝行を
尽くして、道に反することはない。
天地は永遠で果てしなく広い。
神様よ、私の行いの正しいことをご覧下さい。


司馬遼太郎「世に棲む日日」を読んでいると1巻

と2巻の途中までは吉田松陰の話です。

幕末の志士達の先生のイメージで、堅い学者かと

思いきや、それだけではなく大胆そして豪快な一面を持つ

人間味あふれる人物です。(あまり知らなかった)

安政6年(1859年)5月25日早朝、
松陰は野山獄から護送用の籠に入れられ江戸に向かうこととなった。
松陰が江戸に送られた理由は、安政の大獄で獄死した梅田雲浜
(小浜藩士・京で活躍した尊皇攘夷の志士。安政の大獄で逮捕者第一号となった人物)
が萩で松陰に会った事を話したためだった。



国のためを想い、評定所で自らの考えをとうとうと述べ

理解してもらえるのではないかとの感触に、つい自らの老中暗殺計画を

誰も知らないのに告白し、死刑を宣告される。

とにかく人を無条件で信用するという性格が様々なところで

良きも悪しきも運命を変えてしまう。

そして、その堂々とし潔い死に様は、首を切った役人により

後世まで語り継がれる。松陰享年30歳。

しかしその思想は、勤皇の志士達に受け継がれ

ついに大政奉還を実現する。

藩のため国のために自らの命を捧げることを、宿命付けられた

生い立ち。そしてそのままを人生観として持ち続け

ついにその通りの死を迎える。

時代とはいえ、早すぎる死。

時代の変革期にはいつも若い命が奪われる。

まるでその後の平安と引き換えるように。

命をかけて国を憂い、自らの命を捧げた若者たちに

私たちは恥じない生き方をしなければならない。

命を取られることはないのだから。

2009年12月15日火曜日

高杉晋作



高杉晋作

長州藩幕末の志士の一人です。

私の生まれた下関の町内の公園で

小さいころからいつも見上げていた

陶像の人です。

美しい桜並木にそびえ建つ像は

今でも目に焼き付いています。

大好きな言葉は彼の辞世の句

おもしろき こともなき世を おもしろく


住みなすものは心なりけり

一説では野村望東尼(平尾山荘で高杉をかくまい、下関で最後まで看病した)

が続けたと言われている。

しかし上の句だけで完結しており、下の返しの句はかえって

高杉の27年間の短い人生を否定しかねない、不必要な句ではないかと思う。

仏門に入った人らしい言葉で、正しいとも思うがここではいらない。

下の句の意味としては、何がおもしろいかは

心の持ち方しだいということだと思う。

かの伊藤博文が有名な顕彰碑文をかいている

動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、

衆目駭然として敢えて正視するものなし。

これ、我が東行高杉君に非ずや。

まさしく言い当てている。

高杉晋作と野村望東尼

下関で生まれて10年間過ごし

福岡そして平尾で働いている当たり

多少の縁を感じずにいられない気分です。



今、司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読んでいる。

読書は私にとってたまらない快感です。

2009年12月10日木曜日

フランク・ロイド・ライト










落水荘まさに奇跡としか言いようがない建築という芸術です。


この自然との調和にバランス、まさに神業。

ここは家具からすべてライトの設計です。


残念ながら行ったことがなく、最も行きたい場所の一つです。


ライトは日本で旧帝国ホテルや自由学園明日館を設計しています。


自由学園は今でも観ることができるが、結婚式やセミナーでも使われており

使用している日や休館日は見学できない。


何度か東京に行った際、連絡したが中々スケジュールが合わない。


今度こそ行くぞ.





自由学園明日館(みょうにちかん)は、1921年(大正10)、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の
校舎として、アメリカが生んだ巨匠フランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。 明日館建設に
あたり羽仁夫妻にライトを推薦したのは遠藤新。帝国ホテル設計のため来日していたライトの助手を勤
めていた遠藤は、友人でもある羽仁夫妻をライトに引きあわせました。夫妻の目指す教育理念に共鳴
したライトは、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」という夫妻の希いを基調とし、自由
学園を設計しました。  空間を連続させて一体構造とする設計は、枠組壁式構法(2×4構法)の先駆
けとの見方もあります。木造で漆喰塗の建物は、中央棟を中心に、左右に伸びた東教室棟、西教室棟
を厳密なシンメトリーに配しており、ライトの第一期黄金時代の作風にみられる、高さを抑えた、地を這
うような佇まいを特徴としています。プレイリースタイル(草原様式)と呼ばれるそれは、彼の出身地・ウ
ィスコンシンの大草原から着想を得たもので、池袋の界隈に開放的な空間を演出しています。道路を
隔てた南西には、300人収容できる遠藤新設計の講堂がならび、重要文化財・自由学園明日館は構
成されています。  1934年(昭和9)に自由学園が南沢(東久留米市)に移転してからは、明日館は主
として卒業生の事業活動に利用されてきました。その後、明日館の歴史的、芸術的価値が評価され、
1997年(平成9)5月、国の重要文化財指定を受けました。関東大震災や第二次世界大戦の空襲から
も免れた明日館でしたが、80年の歳月のなかで老朽化が顕著になったため、1999年(平成11)3月か
ら2001年(平成13)9月まで保存修理工事が行われました.

2009年12月7日月曜日

日本人の不安

先日日経MJの記事に、日本人は世界一「不安」?

というタイトルの記事が 出ていました。

ニューヨークの大手広告代理店による11カ国の調査です。

今年の春から夏にかけての調査だそうです。


将来に不安を抱く日本人は90%で、他の先進国に比べて

突出しており、特に失業や生活水準の悪化に対する

懸念が強いという。

そして最も割合が低かったのが中国で35%だった。

中国が異常に低いのもよくわからない。

国民性の部分もあるのだろう。

これは経済だけではなく、世界の様々な問題をも含めた

質問のようです。

特に日本が高かったのが「国の財政赤字」、「食料供給の安全性」

「失業率」、「地球温暖化の影響」などです。

他には、「生活費」、「経済情勢」、「医療負担」、「銀行の破錠」

「ガソリン価格」、「アフガニスタンの戦争」等があったようです。

順位は

①日本     90%
②ロシア    84%
③米国     83%
④インド    74% 
⑤英国     74%
⑥スペイン   70%
⑦ブラジル   66%
⑧カナダ    65%
⑨豪州     61%
⑩中国     35%

これはどう考えても政治の責任以外の何物で

もないと思う。

あくまでも先進国でというくくりもあり、当然

医療や戦争の問題を抱えるアフリカや中東の国々からすれば

日本は命の保証は限りなく高く、安全かもしれない。

この結果は今後の日本をどう舵取りしていくか

ということを考えれば、一つの指標とはなるだろう。

平和な状況で90%の人が不安を抱える国ではまずい。

もちろん政治家だけの問題でもなく、国民の問題でもある。

国民としても、日米安保のように解りやすいロジックだと、

拳(こぶし)をふりあげればよいが、財政赤字や失業率だと

具体的な行動がわかりづらいし、解決策が単純ではない。

結局国も無駄遣いはやめましょう位のところしか手がつけられず

「仕分け」が行われているのだろう。

世界はグローバル経済と一体となり単独では生きていけない

仕組みになってしまっている。

これは、どうしようもない事実である。

その中で参考になるのは、やはりグローバル経済とも

緩やかな繋がりをもち、経済発展よりも個の「幸せ」に

焦点を置いている北欧諸国とニュージーランド当たりが

手本になるのではないかと思う。

2009年12月4日金曜日

命の授業


友人のブログで感動したので、転載させてもらいました。

日々本当に精一杯生きているか?と、

問われると返答に詰まってしまう自分がいる。

何度もこの映像を観て、奮い立たせるしかない。

生きる喜びを感じるためにも。


2009年12月3日木曜日

忘年会

今年も残り少なくなり、忘年会の季節がやってきました。

今年はやはり景気のせいか、幾分地味な感じがする。

先週、九州住宅建設産業協会の忘年会でした。

業界としては、あまり明るいニュースもなくここ何年かはずっと

耐えて乗り切ろうという話が多い。

そして明日は当社の忘年会です。

11月が決算の当社では、12月はすでに次の期がスタートしています。

のんびり振り返るヒマもなく、来期というか今期の事業展開と課題の取り組み

をスタートしています。

おかげさまでここ数年順調に売り上げは伸び、今期もおおむね

予測に近い数字で終われそうです。

それもひとえにお客様、協力業者の皆様、スタッフの奮闘のおかげであると

心より感謝しています。

しかし、まだまだ満足できる状況ではなく、様々な取り組むべき課題は山積です。

一つ一つ確実に課題をクリアして、次に繋げていかなければならない。

しかし、明日だけはみんなで一年の労をねぎらい、楽しい会にしたいと思います。

2009年11月28日土曜日

学び

穴吹工務店会社更生法の適用を申請 

創業1905年(明治38年)法人化1961年(昭和36年)

2007年 マンション販売戸数ランキング全国1位の会社です。

慣れとは恐ろしく、最近は驚かなくなりました、この手のニュースでは。

我々が学ばなければならないのは、違いである。  

同じ業種で今でも強い会社を知る。そして違いを分析し参考にする。

ただボーと聞いただけでは何の進歩もない。


またミスや失敗は必ず起こる、もちろん起こらない仕組みを作るのも大切です。

でもまた違う問題が起こる、改善する、そしてまた起こる。

永遠にこの繰り返しです。違いは、同じ過ちは繰り返さないこと、

失敗の質が変わってくること等です。

本当に怖いのは失敗が起こらなくなることです。

それは新しいことに取り組んで無い証拠です。

失敗はチャレンジしている証拠でもあります。

そして当たり前のようですが、そこから学び改善して次に進むこと

失敗=学び どこかで聞いたような気が・・。

どこまでもあきらめずに繰り返し繰り返しこの作業を続けることでしか

リスクを最少にし、事業を発展させることはできない。










  

2009年11月24日火曜日

イノベーション

ウィキペディア(Wikipedia)

イノベーションとは、新しい技術発明だけではなく、

新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、

社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会

幅広い変革である。

つまり、それまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を

取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指す。



まさしく今日本で活躍している企業の条件です。

社会的意義のある新たな価値を創造」することは企業経営の目的に近い部分だ。

これを実現しながら収益を上げ、たくさんの雇用を生み出し、税金を納め、お客様に喜ばれる。

まさしくこれが本当の大きな社会貢献だと思う。

こんな会社に少しでも近づけるようになりたい。

2009年11月18日水曜日

事業仕分け

ニュースで毎日のように繰り返される「事業仕分け」ですが

もちろん無駄はなくすべきなのは当然であり、大賛成です。

ただ昨日一つ気になったのが、文科省の部分です。

文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)、

航空宇宙技術研究所(NAL)、

宇宙開発事業団(NASDA)

という3つの機構全部が必要だとは思わない。

しかし、宇宙開発のみならず「科学」は絶対に必要だと思う。

お金にならないという議論は何とも的外れな発想だ。

ここをおろそかにしてしまうと、日本の未来は暗くなると思う。

未来への投資、子供たちの夢、技術開発等と科学の担う役割は大きい。

日本の場合は民間の果たした役割のほうが多かったのかも知れない。

日本のロボット技術や省エネ技術は、まさしく世界に誇れるものであり

今後の日本を支える技術かもしれない。

無駄と有効は紙一重のところにあるものだけに、判断は難しい。

実証科学に無駄は必要不可欠な要素だと思う。

2009年11月16日月曜日

行政刷新会議

全部見たわけではないので、部分的な印象でしかないが

かなり酷い特殊法人があるようだ。

役員の給与はみな1千万以上だったり、全く使われていない

農業用のダムに5百億円かけたりと、めちゃくちゃとしか言いようがない

お金の使い方もあるようだ。多分これらは氷山の一角でしかない。

この際、徹底的に無駄を省き小さな政府を目指してほしい。

役人と言えばかなりの確率で東大卒がいたりと、いわゆる学歴の高い

人が多いが、正義感は乏しいのだろうか。

最初は違ったのだろうが、自民党との関係が悪いのか「仕組み」が悪いのか

両方だと思うが、ここはいいチャンスとして仕組みを再構築してほしい。

一時的には景気回復に若干のブレーキがかかるかもしれないが、そこは

政治家の腕の見せ所。確実に両立させなければいけない。

その為の代表なのだから。

ただ日本の将来像を明確にし、こういう国にするのでその過程として

少しの間協力してほしいと言えばそれは国民として当然受け入れられる。

「友愛」だけじゃ無理です。

誰もが納得できる明確なビジョンをまず示してほしい。

それが政治家の仕事だと思う。

2009年11月11日水曜日

山崎豊子


今話題の「沈まぬ太陽」を先日観てきました。

いい映画でしたが、想像を超えるほどでは残念ながらなかった。

やはり、遺族の方々への配慮や各方面への配慮もあったのだろう。

無ければ多分これは映画化できなかったのかもしれない。

観た感じでは原作の本は相当面白いだろうなという感じでした。

山崎豊子は「白い巨頭」に「華麗なる一族」「不毛地帯」等がTVや映画になっている。

人間の欲望を、特に男の権力・お金・女性への執着を生々しく描く。

実在の会社や人物がいて、内容もほとんどが事実に基づいているようだ。

あそこまで真っ直ぐにしかも堂々と不正を取り上げるところは女性ならではの

感じもする。

ただあくまでも小説として成立しているので、文句はいえないのだろう。

とてつもない取材力に裏付けされた人物描写やストーリーは、圧倒的な迫力と共に

繊細な部分も併せ持つ、まさしく大作。すばらしい能力、才能、集中力に持続力に努力

すべてがそろい、全身全霊打ち込まねばこれらの作品は書けないだろう。

外見からは想像もできないエネルギーをもった人であることは間違いない。

2009年11月5日木曜日

副島隆彦



先日福岡で本田健副島隆彦の講演と二人のトークセッションがあり

行ってきました。

以前東京で本田健の講演には行ったこともあったが、福岡での講演は

珍しい。この方は今や説明のいらない存在だと思うが、「ユダヤ人大富豪の教え」ほか

執筆多数です。

副島隆彦氏は福岡市の出身であり、政治、経済に精通

しており話題作「恐慌前夜」はベストセラーです。

しかしやはり何といっても今はお金の話に興味があるビジネスマンが多く

会場の空気は本田健中心の感じです。

そしてまず先に副島氏の講演がスタートです。やはりメインは後かという感じ。


ところがどっこい副島氏の話がこれが超毒舌で面白いのなんの。そして終わらない

マシンガントーク。

完全に次の本田健の講演まで余韻で食ってしまいました。
もちろんその後のトークセッションは副島氏の独演会。

司会者や本田さんもたじたじで、コントロール不能状態でした。

話によると世界中にいろんな情報のパイプがあり政治家は彼の本

を読んで勉強しているらしい。(本人曰く)

この手の政治・経済評論の本はあまり興味はないのだが、この人に

かなり興味がわき、一度は読んでみたいと思う。

2009年10月31日土曜日

this is it


This is itマイケル・ジャクソンの映画です。


世界一のエンターテイナーであるだろう人の存在感


が伝わってくる。


周りの人達もひしひしとそれを感じながらの共作作業である。


その中での緊張感と喜びは、経験という言葉では言い表せない


程の圧倒的なものであろう。


彼が生きていれば、おそらく見ることは無かった映像の数々は、彼と関わった


様々な人達の色んな想いがあるだろうことは映像からも想像できる。


ただ彼のメッセージは確実に伝わってくる。


何十年間、いつも彼は世界中に存在して当たり前の人でした。


同じ世代である私もつかず離れずの距離感で彼の音楽やパフォーマンスを


楽しんできました。


福岡ドームの公演では、マイケルの総合プロデューサーを友人から紹介されて


コンサートにも招待され特別席から観た時の感動は今でも忘れられない。


もしこの「this is it」、幻の50回公演が完成して行われていたら、また世界は変わっていただろう。




2009年10月27日火曜日

成功の法則2

●自分の与えられた役割しか果たさない人間が、何千人集まったところで

 烏合の衆にすぎない。組織という名にすら値しない。各人がそれぞれの

 守備範囲を超えてカバーしあう一つのチームを目指さなければならない


●漠然とした成長などない。人も企業も日々のルーティーンワークを漠然と

 こなしているだけでは、絶対に成長などできない。

 具体的で明確な目標を立て、その目標に向かって全力を尽くすことが

 成長には不可欠です。

 大きな目標を立てよう。それも必ず実現させるという信念で、期限をきめて

 はっきりと具体的な目標を立てるのだ。

 その目標こそが人や企業を飛躍的に成功させる


考えて行動するのではなく、考えるために行動する。

 行動があって初めて考えることに意味が生じる。

 ラケットを持ったことが無い人間に、いくら言葉でテニスの技術を教えても徒労に終わる。

 まずラケットとボールを握らせる。見よう見まねでボールを打たせる。現実にテニスを

 させて教えたほうが何倍も効率がいい。


 以前ご紹介した楽天の三木谷さんの本からの抜粋です。

2009年10月20日火曜日

ユニクロ




今、日本で最も注目している会社です。

前回の著書「1勝9敗」に続き、「成功は1日で捨て去れ」が発売され
今読んでいるところです。

様々な失敗をそのままの言葉で表現して、失敗でしたと結論する。
しかしその失敗は確実に様々な形で活かされている。

そしてどちらの著書も、解りやすい言葉でつづられ理解しやすい。
また、経営者としてどう考えどう行動したかが正直にリアルに表現されて
おりどんな人が読んでも参考になる。
一文を紹介します。

ぼくは常日頃から会社というのは、何も努力せず、何の施策も
打たず、 危機感を持たずに放っておいたらつぶれる、と考えている。
常に危機感を持って会社経営することが正常なのである。
危機感を持ちながら経営しない限り、会社は継続しないし、
「いつも危機」 と考えて経営しないと維持や継続さえもできない。
危機感と不安とは全く違う。危機感を不安と勘違いしていたら
会社経営はできない。


商品開発、M&A戦略、現場主義、広告、マーケティング、人材活用
何をとっても素晴らしい。

今の時代の小売業としては奇跡としか言いようがないほどの売り上げ、そして利益です。
そしてその成長速度は、まさにミラクルです。


IT関連ではなく、小売業でこの実績をあげていることが今の時代の経営者に
とっては励みになり、参考になるはずです。
今日本で最も優秀な経営者ではないだろうか。

2009年10月14日水曜日

自転車


最近特に、自転車が増えたと感じる。

国体道路などはとにかくいつもひっきりなしに通っている。



車で駐車場から歩道を通って車道に出ようとするが、右からも左からも

自転車が来てなかなか出られないことがある。



いつものけやき通りの散髪屋さんで髪を切ると、たいてい帰りは夜になる。

夜は特に歩く人が少なくなり、自転車はかなりのスピードで飛ばしている。

その上ほとんどが無灯火(ライトが無い)なので、かなり危険です。



最近の自転車はほとんどライトが付いていない。うちの近所でも中学、高校生が

たくさん塾の帰りに自転車に乗っているが、危なくて仕方ない。


今の道路計画には自転車の存在は、全く無視されているとしか言いようがない。

法的には一応自転車は車道を通らなくてはならないはずです。

しかし現実にはとても無理。

行政は何か対策をしないと、この手の事故は増えるのではなかろうか。
写真はタイトル「夜だけ自転車専用道路」現実にあるのだろうか?

2009年10月6日火曜日

坂井三郎












友人に勧められて読んでみた。

坂井三郎  1916年~2000年

佐賀県出身、青山学院中学部を中退し海軍に入る。

霞ヶ浦海軍航空隊操縦練習生となり首席で卒業、戦闘機操縦者となる。

初陣1938年以来、大小64機を撃墜したエース。

この本は「SAMURAI」として各国でベストセラーとなっている。

出版以来、世界中から手紙が殺到し講演依頼等様々な反響があったという。

連合軍が震え上がり、圧倒的な強さを誇った「零戦」。そしてその中のエース撃墜王の誇張も創作もない実話は、世界中の人々にはかなりの衝撃であっただろう。

これは戦争の記録としても貴重であり、とても言葉では言い表せない重みがある。

文章になればほんの数行だが、その裏に秘められた様々な想いには圧倒的に心を揺さぶられる。

微妙な心理状態や詳細な空中戦の数々、「素晴らしい」という言葉が全く陳腐に感じるほどです。

我々はこの時代に散って行った若者たちの命を、決して無駄にしてはならない。

そして今の日本は彼らの犠牲の上に成り立っていることを永遠に忘れてはならない。

この本は決して失ってはならない日本人の心、本物のサムライとは何かを教えてくれる貴重な宝だと思う。

2009年9月29日火曜日

筆談ホステス














筆談ホステス 67の愛言葉(青森一の不良娘が銀座の夜にはぐくんだ魔法の話術)


内容紹介

聴覚障害を持つ青森一の不良娘が独自に編み出した“筆談術”だけで銀座NO.1ホステスに成り上がる苦闘のすべてを描いた感涙必至の青春ストーリーです。

青森の厳格な家庭に生まれ育った里恵さんは現在25歳。幼少時の病気が原因で聴力を完全に失いました。聴覚障害に端を発したトラブルなどからしだいに落ちこぼれ、酒、タバコ、盗みとおきまりの転落コースをたどった彼女が見つけた生き抜くための職業、それが“筆談を駆使した”ホステスの仕事です。かたわらに常備したメモ帳とペンを巧みに使い、数々の夜の世界のワナをすりぬけ、健常者以上の売り上げをうみ出す「筆談ホステス」と呼ばれるようになるのに、そう時間はかかりませんでした。そんな里恵さんの“紙とペンを使った接客だからこそできる繊細な表現”や、“お客さんたちとの筆談のやり取りの中で実際に登場した名言集”は愛の言葉のシャワーとなりすべての人々に癒しを届けます。彼女が培った独自のコミュニケーション術はこのギスギスした時代にいちばん必要とされるスキルのはずです。

とくに私の気に入ったものをいくつか紹介します。

・難題の無い人生は「無難」な人生、難題の有る人生は「有難い」人生。

・隣に誰かがいるだけで「憂い」は「優しさ」に変わります。

・過去と他人は変えられません、でも未来と自分は変えられます。

・自分に失敗はない、なぜなら成功するまで辞めないからだ。(たまごっち開発者の横井昭裕さん)

自分の言葉や、アニメの中での言葉や、本の言葉を思い出し、その場でその人の状況にあった言葉を贈る、まるで魔法のような言葉ばかりです。

2009年9月24日木曜日

基準地価

先日発表があった福岡の住宅地基準地価の下落率です。

東区   4.29%

博多区 4.34% 

中央区 4.16%

南区   3.31%

西区   2.12%

城南区 3.02%

早良区 4.13%

となっています。

たとえば坪当たり30万円の土地だと約1万円位の下落です。景気の低迷の中、株式に比べ意外と安定している感じです。それは、住宅地の中でこれから先大量に新しい土地が出現するわけはなく、その地域ごとに少しづつの売却物件が出てくるくらいだからです。

公示地価が国の基準で基準地価が都道府県です。ほとんど同じように不動産鑑定士が調査します。ここにも不必要ではないかと思われる二重行政が見受けられる。

2009年9月17日木曜日

映画











最近観たDVDの中でのヒットです。

特に子役の演技が素晴らしい。口では言い表せない何とも言えない表情をするんです。 音楽と出会った喜びの表現やギターを弾く時の表情がたまらない。また、演奏する曲のメロディーがいいんです。

久し振りに同じ映画を2回続けてみてしまいました。

しかしアメリカの映画やドラマの役者はみんな演技が素晴らしい。もちろん日本にも素晴らしい役者は沢山いるが、何かが明らかに違う気がする。

最近日本でも注目されている子役がいるが、どう見ても演技が上手いとは言えないと思う。共演者や周りが彼を褒めちぎっているのが良くわからない。おそらく「子供の割には良く出来ました」ということなのだろう。それでは本人のためにも結果的には良くない。彼の将来を考えるならばプロとして接していくべきだと思う。

日本では子役で活躍した人が、大人になっていい役者として成功した人が余りいないように感じる。

この映画では、演技しているというのを感じさせない程、心から楽しんでいるのが伝わり感情移入する事が出来る。またロビン・ウイリアムスの存在感もみどころです。

あくまでもファンタジーとしてとらえ、「あり得ない」とか言わずに楽しめば、ほのぼのとして良い気分になれるお勧めの映画です。

2009年9月9日水曜日

豊かさとは何か


「豊かさとは何か」暉峻淑子さんが1989年に出版した本です。名前が難しいけど、「てるおかいつこ」と読みます。

20年前のバブル期に書かれた本ですが、いまだに新鮮に読める。ということは日本は基本的に変わっていないということだろう。

その後2003年に「豊かさの条件」を出版し、昨年、「豊かさへ、もうひとつの道」と、本当の豊かさについての3部作です。ヨーロッパでの生活や世界のNGOの経験に基づき、実にすばらしい提言をし続けている方です。

日本の現状、そしてたとえばドイツの状況を比較しながら、生活者の立場で書かれています。住宅の状況、学校や地域社会等、あまりの違いに愕然とします。何と素晴らしい社会だとつい言いたくなります。そしてそれを勝ち取って実現してきたのは市民の力です。自分たちの手で政治を変え、理想に近づけていったのです。

日本はこれから少しづつでも変えていかなければなりません。そのためには日本の状況を知るところから始まります。価値観が大きく変わる一冊です。

内容を詳しく書きたいけど書ききれないので、是非読んで頂きたいと思います。

プロフィール

埼玉大学名誉教授.1928年大阪府に生まれる.1963年法政大学大学院博士課程修了.専攻は生活経済学.政治,経済,教育,福祉などさまざまな問題について発言してきた.近年は,ユーゴスラビア難民を支援するNGOの活動に精力的に携わるとともに,憲法と教育基本法を守る活動に力を入れている.
著書に『ほんとうの豊かさとは』(岩波ブックレット),『豊かさとは何か』『豊かさの条件』(以上,岩波新書),『サンタクロースを探し求めて』(シリーズ〈グーテンベルクの森〉,岩波書店),『サンタクロースってほんとにいるの?』(福音館書店),『ゆとりの経済』(東洋経済新報社),『教科書検定』(アドバンテージサーバー),『教育基本法の「見直し」に反論する』(編著,かもがわ出版),『言葉と力』(共著,三省堂),『豊かさへの接近』『公共サービスと国民生活』(以上,産業統計研究社),『経済優先社会』(旬報社)など.

2009年9月5日土曜日

TVCM

「もしビバリーヒルズにTホームを建てたら」キムタクのセリフで、その悪夢のような想像が掻き立てられる。いかんCM製作者の思うつぼにハマってしまっている。

そのうえ何と曲はよりによってDeep purpleのBURN(紫の炎)私の青春時代の想い出深い、大好きな曲。肝心のサビの部分で叫ばれる「Tホーム!」 悪夢だ。

これが、同じディープパープルでも、もう少しメジャーな曲ハイウエィスターやスモークオンザウォーターなら許せるが。よりによってBURNを選ぶとは・・・。

悔しいけれど良くできたCMだ。

しかし、ビバリーヒルズには建てないでほしい。

2009年9月2日水曜日

時代の変革Ⅱ

私共は、社団法人:九州住宅建設産業協会(九住協)という団体に所属しています。これは全国に沢山あった様々な住宅建設団体が一つになった最大級の協会の九州支部でもあります。いわゆる業界団体です。福岡の主なマンションデベロッパーはほとんど加入しています。 また戸建の業者も多数加入しています。昨年度より理事をさせていただいており、また戸建部会の副部会長でもあります。

そして九州ではその顧問として、自民党大物元政治家2名が名を連ねています。毎回選挙の度に、政治行政部会の要請により、理事や部会長を中心に会員による様々な選挙応援が行われます。

今回も事前の話もあり、またご本人や秘書の方も部会長会議に出席されお話をされました。そしていつも通り様々な応援の約束をしました。

業界にとっては、このままの形がいわゆる自民党政治が良いという協会幹部の話もありました。マニュフェスを比べても業界にとっての政策もいいはずだと。

しかし、以前から政権交代は日本にとって必要と思っている自分としては、何とも複雑な心理です。

ただ言えることは、時代は変わっているという事実です。これを機に政治とのかかわり方を変える必要があると思います。現場を知っている私たちの声が届く今の日本に本当に必要な住宅政策を話し合う場を持つこと。偏った学者や大手メーカーの社長で組織されたシンクタンクだけではなく、公平な立場の様々な正しい人選も必要です。

今回は大きなチャンスと考え、公の場で正しい議論がされた住宅政策を実行できる様に、業界の一員として提案していきたいと思う。

2009年8月31日月曜日

時代の変革










ふたを開けてみると民主党の圧勝でした。まさしく小沢一郎という政治家の執念が実現させたといっても過言ではないだろう。

1993年に「日本改造計画」を出版し、同時に自民党を離れ2大政党制を目指し約16年、一人で戦い続けてきた。これまでの紆余曲折、焦って強引になった時期もあった。人も少しづつ離れていった。が信念を曲げずに政権交代という一つの目標だけを見つめ行動を続ける姿勢は称賛に値する。

 そして彼の持っている、「選挙」とい最強の武器を最大限利用し今回とうとう実現した。

今回の政権交代で最も大きな功績は、国民が自分たちの手で政治が変えられることを知ったことです。戦後初めて本当の意味での民主主義を手に入れた歴史的な瞬間といってもよいだろう。

2009年8月29日土曜日

本part2











お盆休みの間に読んだ本です。

ノンフィクション作家の小松成美が10年間かけて取材を続けた「YOSHIKI」そうXJAPANのYOSHIKIです。

米国や世界のレベルで見ると、以前はまともに聞くことができる日本人のアーティストはほとんどいなかった。だからどうしても洋楽にしか興味は持てなかった。

それが、今では日本人アーティストのレベルもかなり上がり、特に女性は素晴らしい才能あふれるシンガーが沢山いる。しかし今でもバンド、特にロックと言われる分野ではなかなか難しいように感じる。

十数年前に初めて聞いた「XJAPAN」(当時は「X」だったかな)は、昔聞いたディープパープルやKISS等に近く懐かしい感じがした。特に圧巻なのはやはりYOSHIKIのドラムです。とても人間技とは思えないスピード、テクニック。そしてTOSHIの声量と音域やHIDEのギターテクニックも素晴らしくバンドとしては群を抜いていた。また、曲も素晴らしい。美しいメロディーラインから激しいビートに変わる部分はとくにいい感じです。

それから僕の中では日本唯一のロックバンドとして、昔から今も変わらず君臨しています。そしてバンドの復活も大変うれしく思っています。

ただ見た目のファッションやメイクが目立ち、世間的にはビジュアル系に見えてかなり損をしていたとも言える。

日本人特有の見た目で決める人々は、こぞって批判したし、扱いも実力よりもビジュアル系の扱いだった感じでした。

この本ではじめて知ったYOSHIKIの生い立ちや、音楽に命をかけている姿をみて驚きました。その妥協のない音楽や生き方には大変感銘を受け、刺激になり中途半端な自分を反省せずにはいられませんでした。

内容については、賛否両論あるようですが、そんなことではなく一つのことに集中する、そしてそれに命をかけられる人間が今の世の中にどれだけいるだろううか。

2009年8月24日月曜日

最近読んだ本の中で一番メモをとり、参考になったのが楽天の三木谷浩史さんの「成功の法則92ヶ条」です。

たった一人の意志で、あそこまでの会社が出来上がるということだ。決して偶然や運が良いというようなことではない。

92ヶ条あるがその中の一項目の中でも、いくつもの大きな気づきや参考になる文章がある。

経営者というより、この手の本は社員向けに作られているようです。だから何らかの仕事をしている人にとっては、とても解り易く参考になると思います。

さらっと凄い極意や考え方が書いてあるので、注意深く読んでいかないと、もったいないことになる。

日常そばにおいて、何度も目を通すようにした方が良い本です。1680円でこの情報は、あり得ない程の価値の交換だと思う。

2009年8月21日金曜日

リニューアル

久し振りにHPのリニューアルをしました。

進化する会社の状況や変化する社会の状況を考えると、やはり2年位のスパンで、HPもリニューアルが必要になる。伝えたいことは沢山あるが、なかなか思うように表現できない部分がもどかしい。

HPがアップしたが、あくまでもこの時点はスタートであり完成ではありません。もっとわかり易く、もっと楽しく、もっと有意義なHPにするべく日々改良を加えていきたいと考えています。

先日同じ日にお客様二人から、「ブログ見てますよ」と言われ、少しやる気が出て更新の頻度をもう少し増やす様にしようと思っています。

少しだけ肩の力を抜いて、書いていきたいと思います。

2009年8月12日水曜日

太陽光発電

建築家丸谷博男氏より一言

「太陽電池の事です。私が日頃思っている事です。
太陽電池が日進月歩で高性能化していますが、私にはどうしても解せない事があります。
それは。売電というシステムです。たしかに売電ができるようになってから太陽電池は普及しました。
しかし、地球にはちっとも優しくありません。
家庭で発電したものを電気会社に売る。そうすると太陽電池から直流の電源を交流に変えて電線を通して電力会社へ、使う時にはまた電線を通して各家庭へ。このプロセスでは、三度のシステムを通過しています。高効率で90パーセントの効率あっても結果は72.9パーセンチになってしまいます。20パーセントも変換する事でエネルギーを失ってしまうのです。地球に役立つ事は、太陽電池で発電した直流の電源をそのま家庭で使う事です。直流のモーターで換気扇をまわしたり洗濯機を動かす事なのです。
それが本当の省エネだともうのです。深夜電力利用もおかしいです。昼間も夜も電力消費に代わりはありません。ちっとも地球には優しくないのです。
少しあまのじゃくでしょうか。」

私が師と仰ぐ丸谷先生のメールから一部抜粋させていただきました。

正確には電線で送電する際のロスは距離に比例しますから、それを加えると実際は50%を切るでしょう。

以前少しここで書きましたが、断熱性能の低い建物での太陽光発電は、はっきり言って罪だと言っていいでしょう。

まず一つは、製造にかかわるコストとエネルギーです。まずはコストです。これは文字通り製造時にかかる人件費や土地、工場、輸送コスト等です。これらのコストを回収するまでに発電で補いながら0になるまでの時間を、コストペイバックタイムと言い、一概には言えないが一般的には10年~15年と言われている。

もう一つがエネルギーです。これは材料等、石油エネルギーがほとんどです。製造するまでにかかるエネルギーを回収するまでの時間を、エネルギーペイバックタイム(EPT)と言い、2年~5年くらいと言われています。

また罪とまで行ったのはもうひとつの懸念です。断熱性能の低い住宅では当然各部屋にエアコンをつけます。リビングに大きめのエアコンと後は各部屋に最低4台から5台です。夏の暑い日であればかなりの可動状況です。夏場は太陽光発電もどんどん発電するので、電気代はそこまで上がらないでしょう。しかしご近所さん特にお隣さんはどうでしょう。4台の室外機からの熱風はかなりの環境悪化になるのではないでしょうか。

省エネとは自分の家の電気代が安くなることでしょうか?

本当の省エネはエネルギーをなるべく使わない方向ではないでしょうか。

その上で、太陽光エネルギーを使うことが大切だと思う。太陽光発電自体は当然良いことだと思うが、住宅に使用する場合は、先に断熱性能を上げることが大切だと思う。

2009年8月7日金曜日

鎌倉パッシブハウス


パッシブハウス 聞きなれない言葉だと思います。ドイツのパッシブハウス研究所の基準に沿った住宅です。

鎌倉にある日本第一号の建築現場を見学してきました。

ドイツ・バーデンビュルテンベルク州公認建築士であるKEY ARCHITECTS代表の森みわさんの設計で建てられています。

その内容は世界基準の「いい家」を建てるという彼女の本のなかで紹介されています。

凄く細かい熱計算やエネルギー計算は、家電製品ひとつから計算します。冷暖房は勿論、除湿、換気、給湯、照明に要するエネルギーパフォーマンスを明確な数値でとらえいきます。

現在のドイツパッシブハウス研究所の最低基準は日本の次世代省エネ最高基準の3分の一以下の熱損失です。

そしてドイツ・スウェーデンが先行していた住宅の省エネルギ―政策は、今やヨーロッパの基準となりつつありアメリカさえ取り組みを強化しています。

またもや日本が得意だったはずの、省エネ分野でも世界に取り残されていくのでしょうか。

車や家電製品はいち早くエコポイント等の対応で、販売を国が推進してる感じだが、かなり大きなエネルギー消費が伴う建築にあまり活用されていないのは、どういうことか。そしてその恩恵は省エネルギーのみならず、そこで生活する人間の健康や命までも左右する問題であるはずなのに。

学校校舎や体育館、老人ホームや老健施設、オフィスビルにマンション、戸建住宅にアパートと本当に快適な温熱環境が必要なところではないでしょうか。

2009年8月3日月曜日

石川遼

昨日もまた優勝しました。激闘の末の完全優勝でした。コメントのしようがないほど凄い優勝だと思う。まして17才とは。どこをどうすれば彼のような人物が出来上がるのか。

彼のオフィシャルブログのタイトルが「イソガバ、マワルナ」です。こんなこと言えるなんて。せっかちな私としてはかなり共感できるタイトルですが、17才の青年に共感する?なんか変なかんじです。

ちなみにお父さんのブログもあるようです。それはそうです、石川遼を育てた両親の子育ては日本中の親が興味を持つはずです。

いずれにしても自分の17才とは絶対に比較したくないと思う。

2009年7月23日木曜日

外断熱セミナー

先日東京でNPO法人外断熱推進会議主催のセミナーが開催され、外断熱メーカーの事例と商品説明が10社で、4時間の長丁場となりました。何とその参加者が130名と過去最高となり、準備した資料が足らなくなるという盛況ぶりでした。

セミナー前にNPOの理事会があり、セミナー後に懇親会があったので、ほぼまる1日東京タワーの向かいにある機械振興会館で過ごしました。

一社15分という持ち時間で、いろんな事例を見ることができ、そして着実に日本では外断熱改修工事が増えています。主には国や自治体の建物が多いが、その中でも最も興味深かったプロジェクトはエコタウン信州・茅野及び介護サービス施設の桜ハウス玉川です。

これからのまちづくりの手本となるような、環境事業と言える開発です。町全体を太陽光発電により省エネし屋根の緑化により更に断熱し、外断熱にトリプルサッシを使い、まさに本物のエコタウンです。なんとか近いうちに見学に行きたいと思う。

2009年7月10日金曜日

本質

以前東京でセミナーに参加した時の話の中で、かなり共感できたものがあった。

「おいしい料理を、いただく」と「料理を、おいしくいただく」の違いは似ているようで決定的に違う。

幸せかどうかは、自分のこころがけにより決まるということだと思う。

また、面白い仕事があるわけではない、仕事を面白くする人間がいるだけです。

すべては自分次第ということでした。

2009年6月24日水曜日

今日の一言

感情は行動の原因となり、

理性は結論の原因となる。

ドナルド・カルネ(カナダの神経学者)

なかなか深く真理を突いた言葉です。 

 解りやすい例でいくと、

感情により結婚という行動をとり

理性により離婚という結論をだす。

2009年6月11日木曜日

外断熱と太陽光発電

 以下外断熱推進会議からのメールの転載です。

昨日出席してきました日独環境フォーラムにおいて、最後にドイツ
の環境省事務次官の「エネルギー政策のロードマップ2020」という
講演があり、『日本は断熱に基準もないし、断熱をしっかりやらねば
いくら太陽光やヒートポンプを使用してもだめ』とのお言葉がありました. (田中理事長)

日本は産業界優先で太陽光やヒートポンプなど設備機器
にCO2削減をかけています。
しかしながら、住宅やオフィスビルの断熱に関しては二の次です。
世界は、建築物の耐久性と省エネ性、住人の健康を考えパッシブハウス
の実用化にむけて進んでいます。

今建設されているマンションやビル、病院や老健施設の99%は内断熱
で建設されています。
木造の場合は、あとで窓を交換したり、付加断熱することは比較的簡単
ですが・・・・。
コンクリートの建物は建設する時点で外断熱=高断熱にしないと、後から
断熱改修を行うことは大変な作業です。
既存のコンクリート建物の外断熱改修は重要ですが、今建設している
内断熱をやめさせ、外断熱に変えることは当法人に与えられた責務かと
思います。

ドイツ環境省事務次官の「エネルギー政策のロードマップ2020」の
講演で、『日本は断熱に基準もないし、断熱をしっかりやらねばいくら
太陽光やヒートポンプを使用してもだめ』との指摘は重要です。(堀内事務局長)

以上 

今はどういうわけか太陽光発電がブームのようになっています。それというのも国が普及させるために、太陽光発電の買い取り価格を10年間倍にするという話です。

国もCO2の削減にやっと動き出したようですが、どうしても派手なパフォーマンスばかりで、エコかーや太陽光発電など大量にエネルギーを消費して、それを補うことばかりしています。

エネルギーを使わない工夫や方法を考えようとはしていない。

このあたりにヨーロッパの環境政策との大きな違いがある。そしてもうひとつ大きな違いは、人への配慮です。これは別に感傷的な話ではなく、科学的な側面からの人体への影響です。

日本でいちばん遅れてる分野です。住環境、職場環境、都市環境による人間への悪影響です。

環境省、国交省、厚生省、大学が一つとなりプロジェクトを立ち上げないとできない研究です。近いものは筑波で少しづつ進んでいるようです。

しかし、どう考えても断熱なしのコンクリートの建物に太陽光発電なんて、本当にもったいない話です。

2009年6月9日火曜日

ジョギング

今日は久しぶりに朝ジョギングをしましたが、やはり気持ちがいい。
爽快な気分になる。
そして走りながら色んな事を考えてしまう。
今日は、マラソンについて考えていた。
マラソンの達成感は、やはり自分の弱さやあきらめたい気持ちに打ち勝ち完走することにあるだろう。
42.195km走るなんて、聞いただけで気が遠くなりそうな距離です。
多分途中何度も、もう止めよう、もう止めようと思いながらも頑張り抜いて完走した自分を見直すことだろう。
自分の弱さと向き合い克服する過程こそがマラソンの醍醐味だろう。
 人生において、仕事も私生活もなかなか思い通りにはいかないことが多い。
そして何度も挫折し、あきらめてきた自分を良く知っている。
都合の良い言い訳を用意し、出来ない事を正当化してきた自分を知っている。
そんな自分を知っているからこそ、マラソンの達成感は大きい。
しかしマラソンとて、走る距離とゴールの場所(目標)が決まっているからこそ頑張れるのである。
もし何キロ走るのか、ゴールがどこなのかも知らなかったらおそらく
いや間違いなく走ることはできないだろう。
仕事に置き換えても同じことではないか、明確な目標なくただ仕事をするということはどこに向かって、どれ位走ればいいかわからないマラソンをするのと同じことです。
ゴールと反対の方向に全速力で走っているかもしれないのです。
そして、こんなに頑張って一生懸命走っているのにゴールはまだかと思いながら疲れてしまい止まってしまうのです。
ジョギングしながら目標設定の大切さを改めて思いなおしていました。

2009年5月26日火曜日

エコカー

ホンダからインサイトが発売され、追って新型プリウスも発売し、世の中はエコカーが人気のようです。

どちらも予想を上回る売れ行きで、かなりのウエイティングがあるらしい。

燃費が30km/L ~38km/L位らしい。それはそれで環境にやさしくて、良いことなのだろう。

そしてコストを落とすために沢山売らないといけないのか、沢山売るためにコストを落とすのかよくわからないが、とにかく安くしないと売れないのだろう。

ひとつ心配なのは安全性である、あれだけコストを落としかつ燃費を良くするにはと考えると、材料やボディの厚みが気になる。良く知らないので滅多なことは言えないが、やはり気になる。

私の場合やはり燃費よりも安全性の優先順位が高い。今まで色々なパターンの事故を見たり聞いたり、たまには体験したりの結果です。ドアの厚みやボディの剛性を高めると、どうしても価格は高くなるだろうし燃費も落ちるだろう。

車は子供も乗ればお年寄りも乗る、安全性に勝る優先順位があるとは思えない。

2009年5月1日金曜日

言葉

偶然取引先の方の社員証を見る機会があり、何気なく裏返すと、そこには何とある日の私のブログの言葉が、大きくコピーされて挟まれていた。

何気に考えたり思いついたことを書いているのだが、少しでも役に立ててくれる人がいるとは、感激である。

また偶然見つけなければ、本人も私には言わなかっただろう。

どんな仕事でも仕事をしていると、思い通りにいかないことの方が多い。

仕事のことを考えたり悩んでいると、日常生活のふとした拍子にヒントや答えがテレビや雑誌等から飛び込んでくることがある。そのような現象をシンクロニシティというらしい。みんな一度や二度は経験があると思う。

日頃読んだ本で気になる言葉や思いついた言葉は、忘れないように出来る限り手帳に書き留めるようにしている。

自分の為に書き留めていたのだが、今回の件で少し調子に乗って少しづつ書いていきたいと思います。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」 

あの鉄血宰相ビスマルクの言葉です。深い言葉です。

住宅の買い時

「住宅の買い時はいつか」、言葉としてはよくマスコミで取り上げられるが、誰にとっていつが買い時かは違う。
人口が減少に向かい、未曾有の世界的不況が重なり消費喚起の政策により、今はあり得ない程の好条件がそろっている。
また金融機関の競争激化により、現在住宅ローンの取り合いが起こり、金利や条件のサービス合戦はすさまじいものがある。
借りる条件から言えば過去をさかのぼっても、今はベストと言える。
しかし、本来住宅、特に一戸建ての購入の動機とはそういうものではないと思う。
子供が生まれ夫婦から家族となり、どういうライフスタイルで過ごし、どういう環境で子供を育て、どう豊な人生を過ごすかが、どんな住宅を選ぶかで決まってくる。
たとえば現在子供が8才だとし、大学入学時18才で東京に行くと仮定すれば、一緒に暮らす期間は10年間しかない。
買い時はいつ?などと考えている間に時は過ぎて行き、せっかく家族のためと思い手に入れた住宅にみんなで暮らし、楽しい生活を享受する期間が限られてくる。
また、自己所有の土地と建物に住むという、精神的充足感と家族の安心感は他では手に入れることはできないだろう。
だから、みんな今住宅を買いなさいという話ではない。
しかし、十分買える状況にあり、すでに決断できているのであれば即刻行動に移すことをためらう理由は見当たらない。
将来不安という漠然とした抽象的不安を抱え戸惑うより、思い切って行動し人生を謳歌しさらに、仕事の意欲にもつながれば一石二鳥ではないだろうか。

2009年4月25日土曜日

企業の社会貢献

以前ブログで企業の社会的責任CSR(Corporate Social Responsibility)の話をしたが、ちょっと硬い感じで伝わりにくい気がする。

忙しい合間に社会奉仕活動を行っている人は沢山いる。それはすばらしいことであり、出来ることはやりたいとも思う。

しかし、よくよく考えるとみんな今行っている仕事自体が、必ずや人の役に立っているはずだ。お金をもらう以上何らかの物やサービスを提供しお金と交換している。

であればまずはお客様に究極の満足感や充足感を感じていただくことが最低限の社会的責任だと思う。

その上でさらに何を提供できるかで、企業価値が決まる。お客様のみならず、仕事上係るすべての人に幸せを感じてもらうことが可能ならばこれほどの社会貢献はない。

ほとんどの人は毎日仕事をしているわけで、その仕事で社会貢献ができるとなればまさに一石二鳥です。

CSRなどという前に、目の前のお客様や関係者に仕事を通して究極の満足を与えることを目標として行くことを考えるべきだと思う。

2009年4月14日火曜日

不景気?

最近は不景気?なのか

当たり前だと言われそうだが、実際のところはよくわからない。

健全な方向に向かう過渡期なのか、現象としては事実企業の倒産や廃業は多い。

最近いろんな人からいろんな相談を受けることが多くなった。

みんな自分のことは見えにくいし、自分のことは判断を誤ることが多い。

自分もそうであるように。

進化、スピード、改善、チャレンジ これが今できるかどうかで将来も決まる。

人類も同じ、いや生けるものすべては同じ法則、適応したものしか残らない。

執着はいらないが、こだわりは必要。

無鉄砲はだめだが、チャレンジは必要。

消極的はだめだが、堅実は必要。

焦りはだめだが、スピードは必要。

経営とは微妙なバランスの上に成り立っている。

「バランス感覚」かなり重要な要素である。