2009年12月25日金曜日
サンタクロース
今年のサンタクロースのプレゼントです。
うちのシステムは、事前に欲しいものを手紙に書き
自宅ポストに入れておき、サンタさんが回収して
24日に届けてくれるということにしています。
すでに、長女、長男は半信半疑です。
それもなぜか年下の長男のほうが、より信用していない様子。
「どうせパパが買ってくるっちゃろう」
かわいげのない。
やはり学校では家ですでに隠してあるプレゼントを
見つけた子たちもいるようです。
それを聞いた長女は、少し混乱している様子。
どうしても確かめたいと、今日は寝ないと頑張っていたが、
11時半ごろダウン。
朝起きて、まだまだ謎のままですっきりしない感じです。
小学校卒業までには絶対真実を確かめたいと、言っていました。
2009年12月22日火曜日
吉田松陰
私は今、国の為に死ぬ。
死すとも、藩主への忠義、父母への孝行を
尽くして、道に反することはない。
天地は永遠で果てしなく広い。
神様よ、私の行いの正しいことをご覧下さい。
司馬遼太郎「世に棲む日日」を読んでいると1巻
と2巻の途中までは吉田松陰の話です。
幕末の志士達の先生のイメージで、堅い学者かと
思いきや、それだけではなく大胆そして豪快な一面を持つ
人間味あふれる人物です。(あまり知らなかった)
安政6年(1859年)5月25日早朝、
松陰は野山獄から護送用の籠に入れられ江戸に向かうこととなった。
松陰が江戸に送られた理由は、安政の大獄で獄死した梅田雲浜
(小浜藩士・京で活躍した尊皇攘夷の志士。安政の大獄で逮捕者第一号となった人物)
が萩で松陰に会った事を話したためだった。
国のためを想い、評定所で自らの考えをとうとうと述べ
理解してもらえるのではないかとの感触に、つい自らの老中暗殺計画を
誰も知らないのに告白し、死刑を宣告される。
とにかく人を無条件で信用するという性格が様々なところで
良きも悪しきも運命を変えてしまう。
そして、その堂々とし潔い死に様は、首を切った役人により
後世まで語り継がれる。松陰享年30歳。
しかしその思想は、勤皇の志士達に受け継がれ
ついに大政奉還を実現する。
藩のため国のために自らの命を捧げることを、宿命付けられた
生い立ち。そしてそのままを人生観として持ち続け
ついにその通りの死を迎える。
時代とはいえ、早すぎる死。
時代の変革期にはいつも若い命が奪われる。
まるでその後の平安と引き換えるように。
命をかけて国を憂い、自らの命を捧げた若者たちに
私たちは恥じない生き方をしなければならない。
命を取られることはないのだから。
2009年12月15日火曜日
高杉晋作
高杉晋作
長州藩幕末の志士の一人です。
私の生まれた下関の町内の公園で
小さいころからいつも見上げていた
陶像の人です。
美しい桜並木にそびえ建つ像は
今でも目に焼き付いています。
大好きな言葉は彼の辞世の句
おもしろき こともなき世を おもしろく
住みなすものは心なりけり
一説では野村望東尼(平尾山荘で高杉をかくまい、下関で最後まで看病した)
が続けたと言われている。
しかし上の句だけで完結しており、下の返しの句はかえって
高杉の27年間の短い人生を否定しかねない、不必要な句ではないかと思う。
仏門に入った人らしい言葉で、正しいとも思うがここではいらない。
下の句の意味としては、何がおもしろいかは
心の持ち方しだいということだと思う。
かの伊藤博文が有名な顕彰碑文をかいている
動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し、
衆目駭然として敢えて正視するものなし。
これ、我が東行高杉君に非ずや。
まさしく言い当てている。
高杉晋作と野村望東尼
下関で生まれて10年間過ごし
福岡そして平尾で働いている当たり
多少の縁を感じずにいられない気分です。
今、司馬遼太郎の「世に棲む日日」を読んでいる。
読書は私にとってたまらない快感です。
2009年12月10日木曜日
フランク・ロイド・ライト
2009年12月7日月曜日
日本人の不安
というタイトルの記事が 出ていました。
ニューヨークの大手広告代理店による11カ国の調査です。
今年の春から夏にかけての調査だそうです。
将来に不安を抱く日本人は90%で、他の先進国に比べて
突出しており、特に失業や生活水準の悪化に対する
懸念が強いという。
そして最も割合が低かったのが中国で35%だった。
中国が異常に低いのもよくわからない。
国民性の部分もあるのだろう。
これは経済だけではなく、世界の様々な問題をも含めた
質問のようです。
特に日本が高かったのが「国の財政赤字」、「食料供給の安全性」
「失業率」、「地球温暖化の影響」などです。
他には、「生活費」、「経済情勢」、「医療負担」、「銀行の破錠」
「ガソリン価格」、「アフガニスタンの戦争」等があったようです。
順位は
①日本 90%
②ロシア 84%
③米国 83%
④インド 74%
⑤英国 74%
⑥スペイン 70%
⑦ブラジル 66%
⑧カナダ 65%
⑨豪州 61%
⑩中国 35%
これはどう考えても政治の責任以外の何物で
もないと思う。
あくまでも先進国でというくくりもあり、当然
医療や戦争の問題を抱えるアフリカや中東の国々からすれば
日本は命の保証は限りなく高く、安全かもしれない。
この結果は今後の日本をどう舵取りしていくか
ということを考えれば、一つの指標とはなるだろう。
平和な状況で90%の人が不安を抱える国ではまずい。
もちろん政治家だけの問題でもなく、国民の問題でもある。
国民としても、日米安保のように解りやすいロジックだと、
拳(こぶし)をふりあげればよいが、財政赤字や失業率だと
具体的な行動がわかりづらいし、解決策が単純ではない。
結局国も無駄遣いはやめましょう位のところしか手がつけられず
「仕分け」が行われているのだろう。
世界はグローバル経済と一体となり単独では生きていけない
仕組みになってしまっている。
これは、どうしようもない事実である。
その中で参考になるのは、やはりグローバル経済とも
緩やかな繋がりをもち、経済発展よりも個の「幸せ」に
焦点を置いている北欧諸国とニュージーランド当たりが
手本になるのではないかと思う。
2009年12月4日金曜日
命の授業
友人のブログで感動したので、転載させてもらいました。
日々本当に精一杯生きているか?と、
問われると返答に詰まってしまう自分がいる。
何度もこの映像を観て、奮い立たせるしかない。
生きる喜びを感じるためにも。
2009年12月3日木曜日
忘年会
今年はやはり景気のせいか、幾分地味な感じがする。
先週、九州住宅建設産業協会の忘年会でした。
業界としては、あまり明るいニュースもなくここ何年かはずっと
耐えて乗り切ろうという話が多い。
そして明日は当社の忘年会です。
11月が決算の当社では、12月はすでに次の期がスタートしています。
のんびり振り返るヒマもなく、来期というか今期の事業展開と課題の取り組み
をスタートしています。
おかげさまでここ数年順調に売り上げは伸び、今期もおおむね
予測に近い数字で終われそうです。
それもひとえにお客様、協力業者の皆様、スタッフの奮闘のおかげであると
心より感謝しています。
しかし、まだまだ満足できる状況ではなく、様々な取り組むべき課題は山積です。
一つ一つ確実に課題をクリアして、次に繋げていかなければならない。
しかし、明日だけはみんなで一年の労をねぎらい、楽しい会にしたいと思います。
2009年11月28日土曜日
学び
創業1905年(明治38年)法人化1961年(昭和36年)
2007年 マンション販売戸数ランキング全国1位の会社です。
慣れとは恐ろしく、最近は驚かなくなりました、この手のニュースでは。
我々が学ばなければならないのは、違いである。
同じ業種で今でも強い会社を知る。そして違いを分析し参考にする。
ただボーと聞いただけでは何の進歩もない。
またミスや失敗は必ず起こる、もちろん起こらない仕組みを作るのも大切です。
でもまた違う問題が起こる、改善する、そしてまた起こる。
永遠にこの繰り返しです。違いは、同じ過ちは繰り返さないこと、
失敗の質が変わってくること等です。
本当に怖いのは失敗が起こらなくなることです。
それは新しいことに取り組んで無い証拠です。
失敗はチャレンジしている証拠でもあります。
そして当たり前のようですが、そこから学び改善して次に進むこと
失敗=学び どこかで聞いたような気が・・。
どこまでもあきらめずに繰り返し繰り返しこの作業を続けることでしか
リスクを最少にし、事業を発展させることはできない。
2009年11月24日火曜日
イノベーション
イノベーションとは、新しい技術の発明だけではなく、
新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、
社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会の
幅広い変革である。
つまり、それまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を
取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指す。
まさしく今日本で活躍している企業の条件です。
「社会的意義のある新たな価値を創造」することは企業経営の目的に近い部分だ。
これを実現しながら収益を上げ、たくさんの雇用を生み出し、税金を納め、お客様に喜ばれる。
まさしくこれが本当の大きな社会貢献だと思う。
こんな会社に少しでも近づけるようになりたい。
2009年11月18日水曜日
事業仕分け
もちろん無駄はなくすべきなのは当然であり、大賛成です。
ただ昨日一つ気になったのが、文科省の部分です。
文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)、
航空宇宙技術研究所(NAL)、
宇宙開発事業団(NASDA)
という3つの機構全部が必要だとは思わない。
しかし、宇宙開発のみならず「科学」は絶対に必要だと思う。
お金にならないという議論は何とも的外れな発想だ。
ここをおろそかにしてしまうと、日本の未来は暗くなると思う。
未来への投資、子供たちの夢、技術開発等と科学の担う役割は大きい。
日本の場合は民間の果たした役割のほうが多かったのかも知れない。
日本のロボット技術や省エネ技術は、まさしく世界に誇れるものであり
今後の日本を支える技術かもしれない。
無駄と有効は紙一重のところにあるものだけに、判断は難しい。
実証科学に無駄は必要不可欠な要素だと思う。
2009年11月16日月曜日
行政刷新会議
かなり酷い特殊法人があるようだ。
役員の給与はみな1千万以上だったり、全く使われていない
農業用のダムに5百億円かけたりと、めちゃくちゃとしか言いようがない
お金の使い方もあるようだ。多分これらは氷山の一角でしかない。
この際、徹底的に無駄を省き小さな政府を目指してほしい。
役人と言えばかなりの確率で東大卒がいたりと、いわゆる学歴の高い
人が多いが、正義感は乏しいのだろうか。
最初は違ったのだろうが、自民党との関係が悪いのか「仕組み」が悪いのか
両方だと思うが、ここはいいチャンスとして仕組みを再構築してほしい。
一時的には景気回復に若干のブレーキがかかるかもしれないが、そこは
政治家の腕の見せ所。確実に両立させなければいけない。
その為の代表なのだから。
ただ日本の将来像を明確にし、こういう国にするのでその過程として
少しの間協力してほしいと言えばそれは国民として当然受け入れられる。
「友愛」だけじゃ無理です。
誰もが納得できる明確なビジョンをまず示してほしい。
それが政治家の仕事だと思う。
2009年11月11日水曜日
山崎豊子
いい映画でしたが、想像を超えるほどでは残念ながらなかった。
やはり、遺族の方々への配慮や各方面への配慮もあったのだろう。
無ければ多分これは映画化できなかったのかもしれない。
観た感じでは原作の本は相当面白いだろうなという感じでした。
山崎豊子は「白い巨頭」に「華麗なる一族」「不毛地帯」等がTVや映画になっている。
人間の欲望を、特に男の権力・お金・女性への執着を生々しく描く。
実在の会社や人物がいて、内容もほとんどが事実に基づいているようだ。
あそこまで真っ直ぐにしかも堂々と不正を取り上げるところは女性ならではの
感じもする。
ただあくまでも小説として成立しているので、文句はいえないのだろう。
とてつもない取材力に裏付けされた人物描写やストーリーは、圧倒的な迫力と共に
繊細な部分も併せ持つ、まさしく大作。すばらしい能力、才能、集中力に持続力に努力
すべてがそろい、全身全霊打ち込まねばこれらの作品は書けないだろう。
外見からは想像もできないエネルギーをもった人であることは間違いない。
2009年11月5日木曜日
副島隆彦
行ってきました。
以前東京で本田健の講演には行ったこともあったが、福岡での講演は
珍しい。この方は今や説明のいらない存在だと思うが、「ユダヤ人大富豪の教え」ほか
執筆多数です。
副島隆彦氏は福岡市の出身であり、政治、経済に精通
しており話題作「恐慌前夜」はベストセラーです。
そしてまず先に副島氏の講演がスタートです。やはりメインは後かという感じ。
司会者や本田さんもたじたじで、コントロール不能状態でした。
話によると世界中にいろんな情報のパイプがあり政治家は彼の本
を読んで勉強しているらしい。(本人曰く)
この手の政治・経済評論の本はあまり興味はないのだが、この人に
かなり興味がわき、一度は読んでみたいと思う。
2009年10月31日土曜日
this is it
2009年10月27日火曜日
成功の法則2
烏合の衆にすぎない。組織という名にすら値しない。各人がそれぞれの
守備範囲を超えてカバーしあう一つのチームを目指さなければならない。
●漠然とした成長などない。人も企業も日々のルーティーンワークを漠然と
こなしているだけでは、絶対に成長などできない。
具体的で明確な目標を立て、その目標に向かって全力を尽くすことが
成長には不可欠です。
大きな目標を立てよう。それも必ず実現させるという信念で、期限をきめて
はっきりと具体的な目標を立てるのだ。
その目標こそが人や企業を飛躍的に成功させる。
●考えて行動するのではなく、考えるために行動する。
行動があって初めて考えることに意味が生じる。
ラケットを持ったことが無い人間に、いくら言葉でテニスの技術を教えても徒労に終わる。
まずラケットとボールを握らせる。見よう見まねでボールを打たせる。現実にテニスを
させて教えたほうが何倍も効率がいい。
以前ご紹介した楽天の三木谷さんの本からの抜粋です。
2009年10月20日火曜日
ユニクロ
2009年10月14日水曜日
自転車
国体道路などはとにかくいつもひっきりなしに通っている。
車で駐車場から歩道を通って車道に出ようとするが、右からも左からも
自転車が来てなかなか出られないことがある。
いつものけやき通りの散髪屋さんで髪を切ると、たいてい帰りは夜になる。
夜は特に歩く人が少なくなり、自転車はかなりのスピードで飛ばしている。
その上ほとんどが無灯火(ライトが無い)なので、かなり危険です。
最近の自転車はほとんどライトが付いていない。うちの近所でも中学、高校生が
たくさん塾の帰りに自転車に乗っているが、危なくて仕方ない。
今の道路計画には自転車の存在は、全く無視されているとしか言いようがない。
法的には一応自転車は車道を通らなくてはならないはずです。
しかし現実にはとても無理。
2009年10月6日火曜日
坂井三郎
2009年9月29日火曜日
筆談ホステス
2009年9月24日木曜日
基準地価
2009年9月17日木曜日
映画
2009年9月9日水曜日
豊かさとは何か
2009年9月5日土曜日
TVCM
「もしビバリーヒルズにTホームを建てたら」キムタクのセリフで、その悪夢のような想像が掻き立てられる。いかんCM製作者の思うつぼにハマってしまっている。
そのうえ何と曲はよりによってDeep purpleのBURN(紫の炎)私の青春時代の想い出深い、大好きな曲。肝心のサビの部分で叫ばれる「Tホーム!」 悪夢だ。
これが、同じディープパープルでも、もう少しメジャーな曲ハイウエィスターやスモークオンザウォーターなら許せるが。よりによってBURNを選ぶとは・・・。
悔しいけれど良くできたCMだ。
しかし、ビバリーヒルズには建てないでほしい。
2009年9月2日水曜日
時代の変革Ⅱ
私共は、社団法人:九州住宅建設産業協会(九住協)という団体に所属しています。これは全国に沢山あった様々な住宅建設団体が一つになった最大級の協会の九州支部でもあります。いわゆる業界団体です。福岡の主なマンションデベロッパーはほとんど加入しています。 また戸建の業者も多数加入しています。昨年度より理事をさせていただいており、また戸建部会の副部会長でもあります。
そして九州ではその顧問として、自民党大物元政治家2名が名を連ねています。毎回選挙の度に、政治行政部会の要請により、理事や部会長を中心に会員による様々な選挙応援が行われます。
今回も事前の話もあり、またご本人や秘書の方も部会長会議に出席されお話をされました。そしていつも通り様々な応援の約束をしました。
業界にとっては、このままの形がいわゆる自民党政治が良いという協会幹部の話もありました。マニュフェスを比べても業界にとっての政策もいいはずだと。
しかし、以前から政権交代は日本にとって必要と思っている自分としては、何とも複雑な心理です。
ただ言えることは、時代は変わっているという事実です。これを機に政治とのかかわり方を変える必要があると思います。現場を知っている私たちの声が届く今の日本に本当に必要な住宅政策を話し合う場を持つこと。偏った学者や大手メーカーの社長で組織されたシンクタンクだけではなく、公平な立場の様々な正しい人選も必要です。
今回は大きなチャンスと考え、公の場で正しい議論がされた住宅政策を実行できる様に、業界の一員として提案していきたいと思う。
2009年8月31日月曜日
時代の変革
ふたを開けてみると民主党の圧勝でした。まさしく小沢一郎という政治家の執念が実現させたといっても過言ではないだろう。
1993年に「日本改造計画」を出版し、同時に自民党を離れ2大政党制を目指し約16年、一人で戦い続けてきた。これまでの紆余曲折、焦って強引になった時期もあった。人も少しづつ離れていった。が信念を曲げずに政権交代という一つの目標だけを見つめ行動を続ける姿勢は称賛に値する。
そして彼の持っている、「選挙」とい最強の武器を最大限利用し今回とうとう実現した。
今回の政権交代で最も大きな功績は、国民が自分たちの手で政治が変えられることを知ったことです。戦後初めて本当の意味での民主主義を手に入れた歴史的な瞬間といってもよいだろう。
2009年8月29日土曜日
本part2
お盆休みの間に読んだ本です。
ノンフィクション作家の小松成美が10年間かけて取材を続けた「YOSHIKI」そうXJAPANのYOSHIKIです。
米国や世界のレベルで見ると、以前はまともに聞くことができる日本人のアーティストはほとんどいなかった。だからどうしても洋楽にしか興味は持てなかった。
それが、今では日本人アーティストのレベルもかなり上がり、特に女性は素晴らしい才能あふれるシンガーが沢山いる。しかし今でもバンド、特にロックと言われる分野ではなかなか難しいように感じる。
十数年前に初めて聞いた「XJAPAN」(当時は「X」だったかな)は、昔聞いたディープパープルやKISS等に近く懐かしい感じがした。特に圧巻なのはやはりYOSHIKIのドラムです。とても人間技とは思えないスピード、テクニック。そしてTOSHIの声量と音域やHIDEのギターテクニックも素晴らしくバンドとしては群を抜いていた。また、曲も素晴らしい。美しいメロディーラインから激しいビートに変わる部分はとくにいい感じです。
それから僕の中では日本唯一のロックバンドとして、昔から今も変わらず君臨しています。そしてバンドの復活も大変うれしく思っています。
ただ見た目のファッションやメイクが目立ち、世間的にはビジュアル系に見えてかなり損をしていたとも言える。
日本人特有の見た目で決める人々は、こぞって批判したし、扱いも実力よりもビジュアル系の扱いだった感じでした。
この本ではじめて知ったYOSHIKIの生い立ちや、音楽に命をかけている姿をみて驚きました。その妥協のない音楽や生き方には大変感銘を受け、刺激になり中途半端な自分を反省せずにはいられませんでした。
内容については、賛否両論あるようですが、そんなことではなく一つのことに集中する、そしてそれに命をかけられる人間が今の世の中にどれだけいるだろううか。