2009年9月2日水曜日

時代の変革Ⅱ

私共は、社団法人:九州住宅建設産業協会(九住協)という団体に所属しています。これは全国に沢山あった様々な住宅建設団体が一つになった最大級の協会の九州支部でもあります。いわゆる業界団体です。福岡の主なマンションデベロッパーはほとんど加入しています。 また戸建の業者も多数加入しています。昨年度より理事をさせていただいており、また戸建部会の副部会長でもあります。

そして九州ではその顧問として、自民党大物元政治家2名が名を連ねています。毎回選挙の度に、政治行政部会の要請により、理事や部会長を中心に会員による様々な選挙応援が行われます。

今回も事前の話もあり、またご本人や秘書の方も部会長会議に出席されお話をされました。そしていつも通り様々な応援の約束をしました。

業界にとっては、このままの形がいわゆる自民党政治が良いという協会幹部の話もありました。マニュフェスを比べても業界にとっての政策もいいはずだと。

しかし、以前から政権交代は日本にとって必要と思っている自分としては、何とも複雑な心理です。

ただ言えることは、時代は変わっているという事実です。これを機に政治とのかかわり方を変える必要があると思います。現場を知っている私たちの声が届く今の日本に本当に必要な住宅政策を話し合う場を持つこと。偏った学者や大手メーカーの社長で組織されたシンクタンクだけではなく、公平な立場の様々な正しい人選も必要です。

今回は大きなチャンスと考え、公の場で正しい議論がされた住宅政策を実行できる様に、業界の一員として提案していきたいと思う。