2009年9月29日火曜日

筆談ホステス














筆談ホステス 67の愛言葉(青森一の不良娘が銀座の夜にはぐくんだ魔法の話術)


内容紹介

聴覚障害を持つ青森一の不良娘が独自に編み出した“筆談術”だけで銀座NO.1ホステスに成り上がる苦闘のすべてを描いた感涙必至の青春ストーリーです。

青森の厳格な家庭に生まれ育った里恵さんは現在25歳。幼少時の病気が原因で聴力を完全に失いました。聴覚障害に端を発したトラブルなどからしだいに落ちこぼれ、酒、タバコ、盗みとおきまりの転落コースをたどった彼女が見つけた生き抜くための職業、それが“筆談を駆使した”ホステスの仕事です。かたわらに常備したメモ帳とペンを巧みに使い、数々の夜の世界のワナをすりぬけ、健常者以上の売り上げをうみ出す「筆談ホステス」と呼ばれるようになるのに、そう時間はかかりませんでした。そんな里恵さんの“紙とペンを使った接客だからこそできる繊細な表現”や、“お客さんたちとの筆談のやり取りの中で実際に登場した名言集”は愛の言葉のシャワーとなりすべての人々に癒しを届けます。彼女が培った独自のコミュニケーション術はこのギスギスした時代にいちばん必要とされるスキルのはずです。

とくに私の気に入ったものをいくつか紹介します。

・難題の無い人生は「無難」な人生、難題の有る人生は「有難い」人生。

・隣に誰かがいるだけで「憂い」は「優しさ」に変わります。

・過去と他人は変えられません、でも未来と自分は変えられます。

・自分に失敗はない、なぜなら成功するまで辞めないからだ。(たまごっち開発者の横井昭裕さん)

自分の言葉や、アニメの中での言葉や、本の言葉を思い出し、その場でその人の状況にあった言葉を贈る、まるで魔法のような言葉ばかりです。