2008年8月27日水曜日

シンポジウム~官制不況に打ち克つ

データマックス主催

(社)九州住宅産業協会・(社)福岡建設業協会協賛

ゲスト講演

前三重県知事 北川正恭   前佐賀市長 木下敏之   建築家 青木茂

TVでもお馴染みの北川さんは現在国民連合(せんたく )を立ち上げ代表に就任し、精力的にマニフェスト主導の政治家選択や政治行政改革に取り組んでいる。県議会議員・衆議院議員・県知事と長い政治人生において過去のいわゆる自民党政治の悪しき習慣や慣例の話、そして疑問点を本音でお話されていた。

青木茂さんは以前2回ほどお会いしており、久し振りにお話を聞いたがリファイン建築は着々と実績をあげているようでした。

木下さんは東京大学法学部から農水省というエリート中のエリートから39才で最年少市長に当選という経歴。年は私と同じだがえらい違いという感じです。市長時代に様々な改革に挑戦し、地方行政の問題点や具体的解決方法等を解り易く説明され、かなりいい感じでした。こういう人が政治・行政に増えていくと日本も確実にいい方向に向かうだろう。しかし敵は長年において培われた大きな仕組みとそこに様々な権力・欲・人間関係・企業が絡み合いとてつもない怪物と化している。簡単にはいかない。ただ我々も一市民として、中小企業の経営者としてまた業界団体として全面的に協力していきたい。

2008年8月12日火曜日

車と家

100万円の車と400万円の車では400万の方が4倍安全か?それとも速いか?4倍の耐久性があるか?と言えば無い。

外車で1500万円では15倍?はあり得ない。でも納得して高い車を買う人は多い。

かなり速い、多少強い、カッコイイ、乗り心地が良い等は、数倍から10数倍のお金を払っても必要か?1日何時間車に乗っているかを考えると費用対効果はどうだろう。車の耐久年数はと考えると10年位か?でも普通5年位で買い替えるケースが多いのではないだろうか。その上車は高いほどなぜかメンテナンスコストも高い。

何が言いたいかといえば、家です。2倍もすることはなかなか無い。たとえば〇〇ホームとD&Hとが1.2倍位は違うだろう。200万円~400万円位の差ははあるだろう。しかし耐久性、断熱性、デザイン性、メンテナンス性 ets・・・。何もかもが違いすぎる。何十年も住む予定なのに、毎日何時間も過ごすのに、どうして車ほどお金をかけないのか理解できない。

「高い」と言われることがある。何と比べてなのか解らない?試行錯誤を繰り返し、どうすれば強く、快適に、健康に永く暮らせるか、そしてデザインも最高にと考えて来たが悲しすぎる。プロとして選択して良いものを提供する事が仕事と思っている。

多少イニシャルコストは高くても、家の場合はランニングコストやメンテナンスコストは逆に安くつくのに。

「車」と「家」どう考えても変な価値観ではないかと思う。納得がいかない。