2009年8月31日月曜日

時代の変革










ふたを開けてみると民主党の圧勝でした。まさしく小沢一郎という政治家の執念が実現させたといっても過言ではないだろう。

1993年に「日本改造計画」を出版し、同時に自民党を離れ2大政党制を目指し約16年、一人で戦い続けてきた。これまでの紆余曲折、焦って強引になった時期もあった。人も少しづつ離れていった。が信念を曲げずに政権交代という一つの目標だけを見つめ行動を続ける姿勢は称賛に値する。

 そして彼の持っている、「選挙」とい最強の武器を最大限利用し今回とうとう実現した。

今回の政権交代で最も大きな功績は、国民が自分たちの手で政治が変えられることを知ったことです。戦後初めて本当の意味での民主主義を手に入れた歴史的な瞬間といってもよいだろう。

2009年8月29日土曜日

本part2











お盆休みの間に読んだ本です。

ノンフィクション作家の小松成美が10年間かけて取材を続けた「YOSHIKI」そうXJAPANのYOSHIKIです。

米国や世界のレベルで見ると、以前はまともに聞くことができる日本人のアーティストはほとんどいなかった。だからどうしても洋楽にしか興味は持てなかった。

それが、今では日本人アーティストのレベルもかなり上がり、特に女性は素晴らしい才能あふれるシンガーが沢山いる。しかし今でもバンド、特にロックと言われる分野ではなかなか難しいように感じる。

十数年前に初めて聞いた「XJAPAN」(当時は「X」だったかな)は、昔聞いたディープパープルやKISS等に近く懐かしい感じがした。特に圧巻なのはやはりYOSHIKIのドラムです。とても人間技とは思えないスピード、テクニック。そしてTOSHIの声量と音域やHIDEのギターテクニックも素晴らしくバンドとしては群を抜いていた。また、曲も素晴らしい。美しいメロディーラインから激しいビートに変わる部分はとくにいい感じです。

それから僕の中では日本唯一のロックバンドとして、昔から今も変わらず君臨しています。そしてバンドの復活も大変うれしく思っています。

ただ見た目のファッションやメイクが目立ち、世間的にはビジュアル系に見えてかなり損をしていたとも言える。

日本人特有の見た目で決める人々は、こぞって批判したし、扱いも実力よりもビジュアル系の扱いだった感じでした。

この本ではじめて知ったYOSHIKIの生い立ちや、音楽に命をかけている姿をみて驚きました。その妥協のない音楽や生き方には大変感銘を受け、刺激になり中途半端な自分を反省せずにはいられませんでした。

内容については、賛否両論あるようですが、そんなことではなく一つのことに集中する、そしてそれに命をかけられる人間が今の世の中にどれだけいるだろううか。

2009年8月24日月曜日

最近読んだ本の中で一番メモをとり、参考になったのが楽天の三木谷浩史さんの「成功の法則92ヶ条」です。

たった一人の意志で、あそこまでの会社が出来上がるということだ。決して偶然や運が良いというようなことではない。

92ヶ条あるがその中の一項目の中でも、いくつもの大きな気づきや参考になる文章がある。

経営者というより、この手の本は社員向けに作られているようです。だから何らかの仕事をしている人にとっては、とても解り易く参考になると思います。

さらっと凄い極意や考え方が書いてあるので、注意深く読んでいかないと、もったいないことになる。

日常そばにおいて、何度も目を通すようにした方が良い本です。1680円でこの情報は、あり得ない程の価値の交換だと思う。

2009年8月21日金曜日

リニューアル

久し振りにHPのリニューアルをしました。

進化する会社の状況や変化する社会の状況を考えると、やはり2年位のスパンで、HPもリニューアルが必要になる。伝えたいことは沢山あるが、なかなか思うように表現できない部分がもどかしい。

HPがアップしたが、あくまでもこの時点はスタートであり完成ではありません。もっとわかり易く、もっと楽しく、もっと有意義なHPにするべく日々改良を加えていきたいと考えています。

先日同じ日にお客様二人から、「ブログ見てますよ」と言われ、少しやる気が出て更新の頻度をもう少し増やす様にしようと思っています。

少しだけ肩の力を抜いて、書いていきたいと思います。

2009年8月12日水曜日

太陽光発電

建築家丸谷博男氏より一言

「太陽電池の事です。私が日頃思っている事です。
太陽電池が日進月歩で高性能化していますが、私にはどうしても解せない事があります。
それは。売電というシステムです。たしかに売電ができるようになってから太陽電池は普及しました。
しかし、地球にはちっとも優しくありません。
家庭で発電したものを電気会社に売る。そうすると太陽電池から直流の電源を交流に変えて電線を通して電力会社へ、使う時にはまた電線を通して各家庭へ。このプロセスでは、三度のシステムを通過しています。高効率で90パーセントの効率あっても結果は72.9パーセンチになってしまいます。20パーセントも変換する事でエネルギーを失ってしまうのです。地球に役立つ事は、太陽電池で発電した直流の電源をそのま家庭で使う事です。直流のモーターで換気扇をまわしたり洗濯機を動かす事なのです。
それが本当の省エネだともうのです。深夜電力利用もおかしいです。昼間も夜も電力消費に代わりはありません。ちっとも地球には優しくないのです。
少しあまのじゃくでしょうか。」

私が師と仰ぐ丸谷先生のメールから一部抜粋させていただきました。

正確には電線で送電する際のロスは距離に比例しますから、それを加えると実際は50%を切るでしょう。

以前少しここで書きましたが、断熱性能の低い建物での太陽光発電は、はっきり言って罪だと言っていいでしょう。

まず一つは、製造にかかわるコストとエネルギーです。まずはコストです。これは文字通り製造時にかかる人件費や土地、工場、輸送コスト等です。これらのコストを回収するまでに発電で補いながら0になるまでの時間を、コストペイバックタイムと言い、一概には言えないが一般的には10年~15年と言われている。

もう一つがエネルギーです。これは材料等、石油エネルギーがほとんどです。製造するまでにかかるエネルギーを回収するまでの時間を、エネルギーペイバックタイム(EPT)と言い、2年~5年くらいと言われています。

また罪とまで行ったのはもうひとつの懸念です。断熱性能の低い住宅では当然各部屋にエアコンをつけます。リビングに大きめのエアコンと後は各部屋に最低4台から5台です。夏の暑い日であればかなりの可動状況です。夏場は太陽光発電もどんどん発電するので、電気代はそこまで上がらないでしょう。しかしご近所さん特にお隣さんはどうでしょう。4台の室外機からの熱風はかなりの環境悪化になるのではないでしょうか。

省エネとは自分の家の電気代が安くなることでしょうか?

本当の省エネはエネルギーをなるべく使わない方向ではないでしょうか。

その上で、太陽光エネルギーを使うことが大切だと思う。太陽光発電自体は当然良いことだと思うが、住宅に使用する場合は、先に断熱性能を上げることが大切だと思う。

2009年8月7日金曜日

鎌倉パッシブハウス


パッシブハウス 聞きなれない言葉だと思います。ドイツのパッシブハウス研究所の基準に沿った住宅です。

鎌倉にある日本第一号の建築現場を見学してきました。

ドイツ・バーデンビュルテンベルク州公認建築士であるKEY ARCHITECTS代表の森みわさんの設計で建てられています。

その内容は世界基準の「いい家」を建てるという彼女の本のなかで紹介されています。

凄く細かい熱計算やエネルギー計算は、家電製品ひとつから計算します。冷暖房は勿論、除湿、換気、給湯、照明に要するエネルギーパフォーマンスを明確な数値でとらえいきます。

現在のドイツパッシブハウス研究所の最低基準は日本の次世代省エネ最高基準の3分の一以下の熱損失です。

そしてドイツ・スウェーデンが先行していた住宅の省エネルギ―政策は、今やヨーロッパの基準となりつつありアメリカさえ取り組みを強化しています。

またもや日本が得意だったはずの、省エネ分野でも世界に取り残されていくのでしょうか。

車や家電製品はいち早くエコポイント等の対応で、販売を国が推進してる感じだが、かなり大きなエネルギー消費が伴う建築にあまり活用されていないのは、どういうことか。そしてその恩恵は省エネルギーのみならず、そこで生活する人間の健康や命までも左右する問題であるはずなのに。

学校校舎や体育館、老人ホームや老健施設、オフィスビルにマンション、戸建住宅にアパートと本当に快適な温熱環境が必要なところではないでしょうか。

2009年8月3日月曜日

石川遼

昨日もまた優勝しました。激闘の末の完全優勝でした。コメントのしようがないほど凄い優勝だと思う。まして17才とは。どこをどうすれば彼のような人物が出来上がるのか。

彼のオフィシャルブログのタイトルが「イソガバ、マワルナ」です。こんなこと言えるなんて。せっかちな私としてはかなり共感できるタイトルですが、17才の青年に共感する?なんか変なかんじです。

ちなみにお父さんのブログもあるようです。それはそうです、石川遼を育てた両親の子育ては日本中の親が興味を持つはずです。

いずれにしても自分の17才とは絶対に比較したくないと思う。