2009年11月28日土曜日

学び

穴吹工務店会社更生法の適用を申請 

創業1905年(明治38年)法人化1961年(昭和36年)

2007年 マンション販売戸数ランキング全国1位の会社です。

慣れとは恐ろしく、最近は驚かなくなりました、この手のニュースでは。

我々が学ばなければならないのは、違いである。  

同じ業種で今でも強い会社を知る。そして違いを分析し参考にする。

ただボーと聞いただけでは何の進歩もない。


またミスや失敗は必ず起こる、もちろん起こらない仕組みを作るのも大切です。

でもまた違う問題が起こる、改善する、そしてまた起こる。

永遠にこの繰り返しです。違いは、同じ過ちは繰り返さないこと、

失敗の質が変わってくること等です。

本当に怖いのは失敗が起こらなくなることです。

それは新しいことに取り組んで無い証拠です。

失敗はチャレンジしている証拠でもあります。

そして当たり前のようですが、そこから学び改善して次に進むこと

失敗=学び どこかで聞いたような気が・・。

どこまでもあきらめずに繰り返し繰り返しこの作業を続けることでしか

リスクを最少にし、事業を発展させることはできない。










  

2009年11月24日火曜日

イノベーション

ウィキペディア(Wikipedia)

イノベーションとは、新しい技術発明だけではなく、

新しいアイデアから社会的意義のある新たな価値を創造し、

社会的に大きな変化をもたらす自発的な人・組織・社会

幅広い変革である。

つまり、それまでのモノ、仕組みなどに対して、全く新しい技術や考え方を

取り入れて新たな価値を生み出し、社会的に大きな変化を起こすことを指す。



まさしく今日本で活躍している企業の条件です。

社会的意義のある新たな価値を創造」することは企業経営の目的に近い部分だ。

これを実現しながら収益を上げ、たくさんの雇用を生み出し、税金を納め、お客様に喜ばれる。

まさしくこれが本当の大きな社会貢献だと思う。

こんな会社に少しでも近づけるようになりたい。

2009年11月18日水曜日

事業仕分け

ニュースで毎日のように繰り返される「事業仕分け」ですが

もちろん無駄はなくすべきなのは当然であり、大賛成です。

ただ昨日一つ気になったのが、文科省の部分です。

文部科学省宇宙科学研究所(ISAS)、

航空宇宙技術研究所(NAL)、

宇宙開発事業団(NASDA)

という3つの機構全部が必要だとは思わない。

しかし、宇宙開発のみならず「科学」は絶対に必要だと思う。

お金にならないという議論は何とも的外れな発想だ。

ここをおろそかにしてしまうと、日本の未来は暗くなると思う。

未来への投資、子供たちの夢、技術開発等と科学の担う役割は大きい。

日本の場合は民間の果たした役割のほうが多かったのかも知れない。

日本のロボット技術や省エネ技術は、まさしく世界に誇れるものであり

今後の日本を支える技術かもしれない。

無駄と有効は紙一重のところにあるものだけに、判断は難しい。

実証科学に無駄は必要不可欠な要素だと思う。

2009年11月16日月曜日

行政刷新会議

全部見たわけではないので、部分的な印象でしかないが

かなり酷い特殊法人があるようだ。

役員の給与はみな1千万以上だったり、全く使われていない

農業用のダムに5百億円かけたりと、めちゃくちゃとしか言いようがない

お金の使い方もあるようだ。多分これらは氷山の一角でしかない。

この際、徹底的に無駄を省き小さな政府を目指してほしい。

役人と言えばかなりの確率で東大卒がいたりと、いわゆる学歴の高い

人が多いが、正義感は乏しいのだろうか。

最初は違ったのだろうが、自民党との関係が悪いのか「仕組み」が悪いのか

両方だと思うが、ここはいいチャンスとして仕組みを再構築してほしい。

一時的には景気回復に若干のブレーキがかかるかもしれないが、そこは

政治家の腕の見せ所。確実に両立させなければいけない。

その為の代表なのだから。

ただ日本の将来像を明確にし、こういう国にするのでその過程として

少しの間協力してほしいと言えばそれは国民として当然受け入れられる。

「友愛」だけじゃ無理です。

誰もが納得できる明確なビジョンをまず示してほしい。

それが政治家の仕事だと思う。

2009年11月11日水曜日

山崎豊子


今話題の「沈まぬ太陽」を先日観てきました。

いい映画でしたが、想像を超えるほどでは残念ながらなかった。

やはり、遺族の方々への配慮や各方面への配慮もあったのだろう。

無ければ多分これは映画化できなかったのかもしれない。

観た感じでは原作の本は相当面白いだろうなという感じでした。

山崎豊子は「白い巨頭」に「華麗なる一族」「不毛地帯」等がTVや映画になっている。

人間の欲望を、特に男の権力・お金・女性への執着を生々しく描く。

実在の会社や人物がいて、内容もほとんどが事実に基づいているようだ。

あそこまで真っ直ぐにしかも堂々と不正を取り上げるところは女性ならではの

感じもする。

ただあくまでも小説として成立しているので、文句はいえないのだろう。

とてつもない取材力に裏付けされた人物描写やストーリーは、圧倒的な迫力と共に

繊細な部分も併せ持つ、まさしく大作。すばらしい能力、才能、集中力に持続力に努力

すべてがそろい、全身全霊打ち込まねばこれらの作品は書けないだろう。

外見からは想像もできないエネルギーをもった人であることは間違いない。

2009年11月5日木曜日

副島隆彦



先日福岡で本田健副島隆彦の講演と二人のトークセッションがあり

行ってきました。

以前東京で本田健の講演には行ったこともあったが、福岡での講演は

珍しい。この方は今や説明のいらない存在だと思うが、「ユダヤ人大富豪の教え」ほか

執筆多数です。

副島隆彦氏は福岡市の出身であり、政治、経済に精通

しており話題作「恐慌前夜」はベストセラーです。

しかしやはり何といっても今はお金の話に興味があるビジネスマンが多く

会場の空気は本田健中心の感じです。

そしてまず先に副島氏の講演がスタートです。やはりメインは後かという感じ。


ところがどっこい副島氏の話がこれが超毒舌で面白いのなんの。そして終わらない

マシンガントーク。

完全に次の本田健の講演まで余韻で食ってしまいました。
もちろんその後のトークセッションは副島氏の独演会。

司会者や本田さんもたじたじで、コントロール不能状態でした。

話によると世界中にいろんな情報のパイプがあり政治家は彼の本

を読んで勉強しているらしい。(本人曰く)

この手の政治・経済評論の本はあまり興味はないのだが、この人に

かなり興味がわき、一度は読んでみたいと思う。