2009年6月24日水曜日

今日の一言

感情は行動の原因となり、

理性は結論の原因となる。

ドナルド・カルネ(カナダの神経学者)

なかなか深く真理を突いた言葉です。 

 解りやすい例でいくと、

感情により結婚という行動をとり

理性により離婚という結論をだす。

2009年6月11日木曜日

外断熱と太陽光発電

 以下外断熱推進会議からのメールの転載です。

昨日出席してきました日独環境フォーラムにおいて、最後にドイツ
の環境省事務次官の「エネルギー政策のロードマップ2020」という
講演があり、『日本は断熱に基準もないし、断熱をしっかりやらねば
いくら太陽光やヒートポンプを使用してもだめ』とのお言葉がありました. (田中理事長)

日本は産業界優先で太陽光やヒートポンプなど設備機器
にCO2削減をかけています。
しかしながら、住宅やオフィスビルの断熱に関しては二の次です。
世界は、建築物の耐久性と省エネ性、住人の健康を考えパッシブハウス
の実用化にむけて進んでいます。

今建設されているマンションやビル、病院や老健施設の99%は内断熱
で建設されています。
木造の場合は、あとで窓を交換したり、付加断熱することは比較的簡単
ですが・・・・。
コンクリートの建物は建設する時点で外断熱=高断熱にしないと、後から
断熱改修を行うことは大変な作業です。
既存のコンクリート建物の外断熱改修は重要ですが、今建設している
内断熱をやめさせ、外断熱に変えることは当法人に与えられた責務かと
思います。

ドイツ環境省事務次官の「エネルギー政策のロードマップ2020」の
講演で、『日本は断熱に基準もないし、断熱をしっかりやらねばいくら
太陽光やヒートポンプを使用してもだめ』との指摘は重要です。(堀内事務局長)

以上 

今はどういうわけか太陽光発電がブームのようになっています。それというのも国が普及させるために、太陽光発電の買い取り価格を10年間倍にするという話です。

国もCO2の削減にやっと動き出したようですが、どうしても派手なパフォーマンスばかりで、エコかーや太陽光発電など大量にエネルギーを消費して、それを補うことばかりしています。

エネルギーを使わない工夫や方法を考えようとはしていない。

このあたりにヨーロッパの環境政策との大きな違いがある。そしてもうひとつ大きな違いは、人への配慮です。これは別に感傷的な話ではなく、科学的な側面からの人体への影響です。

日本でいちばん遅れてる分野です。住環境、職場環境、都市環境による人間への悪影響です。

環境省、国交省、厚生省、大学が一つとなりプロジェクトを立ち上げないとできない研究です。近いものは筑波で少しづつ進んでいるようです。

しかし、どう考えても断熱なしのコンクリートの建物に太陽光発電なんて、本当にもったいない話です。

2009年6月9日火曜日

ジョギング

今日は久しぶりに朝ジョギングをしましたが、やはり気持ちがいい。
爽快な気分になる。
そして走りながら色んな事を考えてしまう。
今日は、マラソンについて考えていた。
マラソンの達成感は、やはり自分の弱さやあきらめたい気持ちに打ち勝ち完走することにあるだろう。
42.195km走るなんて、聞いただけで気が遠くなりそうな距離です。
多分途中何度も、もう止めよう、もう止めようと思いながらも頑張り抜いて完走した自分を見直すことだろう。
自分の弱さと向き合い克服する過程こそがマラソンの醍醐味だろう。
 人生において、仕事も私生活もなかなか思い通りにはいかないことが多い。
そして何度も挫折し、あきらめてきた自分を良く知っている。
都合の良い言い訳を用意し、出来ない事を正当化してきた自分を知っている。
そんな自分を知っているからこそ、マラソンの達成感は大きい。
しかしマラソンとて、走る距離とゴールの場所(目標)が決まっているからこそ頑張れるのである。
もし何キロ走るのか、ゴールがどこなのかも知らなかったらおそらく
いや間違いなく走ることはできないだろう。
仕事に置き換えても同じことではないか、明確な目標なくただ仕事をするということはどこに向かって、どれ位走ればいいかわからないマラソンをするのと同じことです。
ゴールと反対の方向に全速力で走っているかもしれないのです。
そして、こんなに頑張って一生懸命走っているのにゴールはまだかと思いながら疲れてしまい止まってしまうのです。
ジョギングしながら目標設定の大切さを改めて思いなおしていました。