2011年9月21日水曜日

公示地価

基準地価が発表されました。 全国的に下落傾向は変わりません。
震災後の発表とあって注目されていました。
福岡の住宅地に関しては概ね0%~▲3%という 感じでした。
一部博多駅周辺のみの上昇は新幹線開通の影響のようです。

地価の基準も3種類ありややこしい限りです。

公示価格(基準地価) 国土交通省

路線価        財務省

固定資産評価額    地方自治体

公示価格が最も実勢価格に近く、路線価は主に相続税や贈与税の際に使い、
2~3割低く評価されています。
更に固定資産税のための評価では更に路線価より2~3割低いようです。

では基準地価が実際の売買価格とどう違うのか?
実際の売買価格は、売り手、買い手の諸条件により価格が変動するため
基準とはなりえず、あくまでも売買事例でしかありません。
その為、様々なデータをもとに割り出した基準地価があるのです。

折角国交省が、時間とお金を使い割り出した基準です。
これを元にマイナス20%が路線価、更にマイナス20%が
固定資産評価とすれば、財務省や自治体も人員・予算を減らせると思う。