2013年6月3日月曜日

運動会

先週小学校、今週が中学校と立て続けに運動会があった。

見ていいるとなんとなく古い記憶が蘇り、自分の時を
断片的に思い出す。

走ることは得意な方だったので運動会自体は基本的に好きだったが、
昔は必ずフォークダンスという意味のわからない団体の踊りがあった。
オクラホマミキサの音楽が音の悪いプレーやから流れてくるのは
恐怖そのものでした。
踊る際、何人かの女子と必ず手をつながなければならないという儀式
が、なんとも照れくさかったのを思い出す。

近頃の運動会では見たことがない。何がしかのダンス的な催しはあるが、
ほとんどが最近の流行った音楽を採用しており、洗練されている。

元来、負けず嫌いだったので表には出さないが、競争種目では1番になる
ことが自分の中では絶対的な宿命と思っていた。
選抜リレーの選手にも選ばれ、小学6年生、中学3年生ではアンカーだったと思う。

小学校6年の最終のリレー、トップでバトンを受け取り懸命に走った
が最後の最後に抜かれてしまったことを思い出す。

きっと抜いた本人も、見てた全校生徒、父兄も含め、私以外はだれ一人
覚えていないだろう。

子供ながらに逆立ちしても勝てない相手がいることの現実を
突きつけられた瞬間でした。

そしてそれからは幾度となく、というより毎日のように同じような現実の
中で生きている。

仕事も含めもはや競争という概念で生きていては、立ち行かなくなっている。
25歳の社長の1部上場企業が生まれる時代である。

それでも、諦めることなく上を目指して行くしかない。