2008年8月12日火曜日

車と家

100万円の車と400万円の車では400万の方が4倍安全か?それとも速いか?4倍の耐久性があるか?と言えば無い。

外車で1500万円では15倍?はあり得ない。でも納得して高い車を買う人は多い。

かなり速い、多少強い、カッコイイ、乗り心地が良い等は、数倍から10数倍のお金を払っても必要か?1日何時間車に乗っているかを考えると費用対効果はどうだろう。車の耐久年数はと考えると10年位か?でも普通5年位で買い替えるケースが多いのではないだろうか。その上車は高いほどなぜかメンテナンスコストも高い。

何が言いたいかといえば、家です。2倍もすることはなかなか無い。たとえば〇〇ホームとD&Hとが1.2倍位は違うだろう。200万円~400万円位の差ははあるだろう。しかし耐久性、断熱性、デザイン性、メンテナンス性 ets・・・。何もかもが違いすぎる。何十年も住む予定なのに、毎日何時間も過ごすのに、どうして車ほどお金をかけないのか理解できない。

「高い」と言われることがある。何と比べてなのか解らない?試行錯誤を繰り返し、どうすれば強く、快適に、健康に永く暮らせるか、そしてデザインも最高にと考えて来たが悲しすぎる。プロとして選択して良いものを提供する事が仕事と思っている。

多少イニシャルコストは高くても、家の場合はランニングコストやメンテナンスコストは逆に安くつくのに。

「車」と「家」どう考えても変な価値観ではないかと思う。納得がいかない。