今業界では、建築確認の問題が大変な話題となっている。
耐震偽装問題により6月20日より施行された新しい建築確認申請は、まだ全く下りていないようだ。それどころか6月20日までに駆け込みで出したものがまだ数件しか下りていないらしい。
何百件の中の数件です。
設計会社はどうすることも出来ず、仕事が進まない状況の中ただ待つしかないようです。
そろそろ転職を考える人もいるみたいです。
役所では「10月末にソフトが出来るからそれまで解らない」と言う対応だったらしい。
その後の対応は知らないが。
問題が起きる→最初は知らないふり→マスコミが騒ぐ→あわてて対応を考える→場当たり的な一面からしかものを見ない対応策を決定→とんでもないヒンシュクを買う→またやり直し
なんだか構図はいつも同じような気がする。国土交通省だけではないですよね。
一方、良質な住宅を作るための勉強会的な動きが国交省や経産省でやっと始まったようだが、
メンバーにはSハウスの社長やDハウスの社長なんかがいたようです。
その他にも良質な住宅に対する優遇税制などもすでに議連では進んでいるようだが、
外断熱は全く触れられてもいない。完全な片手落ち状態です。
良質な住宅には必要なことだと思うのだが、特にマンションは絶対でしょう。
http://www.sotodan-npo.org/ NPO外断熱推進会議 私もメンバーの一人です。