2010年11月29日月曜日

龍馬伝


とうとう昨日で終わってしまいました。

何十年かぶりにNHK大河ドラマを見ましたが

面白かったですね。

最近司馬遼太郎にはまって、「龍馬がゆく」や

吉田松陰や高杉新作が中心の「世に棲む日日」を読んで

間が無かったので特に理解がしやすく入り込めた。

150年位前のことだが自分がすでに50才なので、そう考えると

まんざら大昔の出来事でもない気がしてくる。

坂本龍馬ほど日本人にとって、ヒーローと呼ぶにふさわしい人物は

他にはいないのではないだろうか。

これ程までに、心を揺さぶる人物は他にはいない。

写真や手紙などの文献もかなり残っており、面白くするため

に英雄を作り上げるほどの大きな脚色は少ないはずだ。

また暗殺についてもミステリアスな謎に包まれ、

伝説になる要素としても申し分ない。

ドラマでは政府筋の暗殺となっていたが、新撰組や

新撰組周辺の恨みを持つ人間もいる。

他にも岩崎弥太郎説、グラバー説

土佐藩や薩摩藩説とたくさんの説がある。


坂本龍馬だけでなく、時代を変えるために、日本の未来のために

たくさんの若者が命を落としていった。

時代小説を読んでいつも思うのは、私達の今は沢山の若者の犠牲の上に

成り立っているということを、もっと深く認識する必要がある。

そうすれば、政治家や官僚または一般の我々も多少行動が

変わってくるのではないだろうか。

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