2011年1月20日木曜日

中国


人口の数が結局はすべてを凌駕するのだろうか?

必要なのは多数の人口を抱えることが可能な領土だけなのか。

情報が一瞬で世界を駆け巡る時代に、

情報での優位性は国にとって最重要要件ではなくなりつつあるのか。

今後世界中のお金は中国に集中して集まってくると思われる。

当然国は豊かになり、今まで同様軍事費は確実に増えてくる、いや

増やしてくるだろう。

アメリカに代わり世界の覇権国を目指しているのは、間違いない。

そしてそれが少しづつ現実味をおびてきている感じもする。

ということは、アングロサクソン系の覇権者グループと中国系の

覇権者グループが完全に手を組んだとみていいのだろう。

とはいえやはり人種の壁は厚く、完全に中国人が実質支配者となる

ことはないだろう。

どの国を媒体にして豊かになるか、世界を支配していくかが彼らの

今までのやり方である。

どんな思惑があるかは別に中国をはじめとする、アジア諸国が今後の

世界の消費の多くを支えていくのは間違いないし、マーケットもそれを

望んでいる。


しかし現実はまだまだ潜在的な能力や軍事面では圧倒的に優位なアメリカ。

そしてその同盟国である日本。

歴史的問題を抱えながらも、地理的、民族的に中国に近い日本。

今後の日本の方向性は非常に難しい問題である。

政治家は国内の政局闘争に明け暮れている場合だろうか?

政治家の仕事とは何かを考え、国家戦略を明確に示す必要がある。

そういえば民主党では国家戦略局があったようだが、いったいどのような

ことをしているのだろうか。

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