2010年4月20日火曜日

中村哲



前回の続きですが、中村哲代表の祖父は何と映画

「花と竜」の主人公で高倉健演じる玉井金五郎です。

実在の人物で、沖仲士を束ねた玉井組の組長です。

映画の影響で、その筋の関係かと思われがちですが、そうでは無いようです。

それこそ、石炭の全盛期には沢山の労働者が、酷い労働環境の中で

過労死もかなりあったようです。

その中で、立ち上がったのが玉井金五郎です。

血筋というか、偶然という感じではないような気がする。



遠く離れたアフガニスタン。

砂漠に通した用水路により15万の農民が助かり、何十万人が

その恩恵を受けることになる。

しかしその苛酷さは我々日本で生活する者には想像も

付かないほどだろう。

ブログの中から見つけた彼の文章です。


「持ちつ持たれつ世の中なれど、
 
美しい話であるけれど、
 
自業自得の焦熱地獄
 
何を好んで ガンベリ沙漠


彼方の緑野は蜃気楼
 
倒れる仲間を励まして、
 
日がな一日砂ふぶき
 
泣く子も黙る ガンベリ沙漠


沙漠の向こうの遠い国
 
陽炎にゆらめく故郷 また蜃気楼、
 
死もまた優し ガンベリ沙漠

 
何を悩んで幾星霜
 
所詮は蝸牛の角の上、
 
夢まぼろしの如くあり
 
言葉もむなし ガンベリ沙漠」

 ★Dr.T.Nakamura★
  中村 哲

0 件のコメント:

コメントを投稿