2010年1月20日水曜日

頭のよい子が育つ家


頭のよい子が育った家庭の共通項

お笑い芸人はなわ邸も指南したテレビでもおなじみ、「頭のよい子が育つ家」。
四十万先生の著書、『頭のよい子が育つ家』ではこんな法則が紹介されています。
一流中学に合格したお子さんの家庭を調査した結果、出てきた法則が、

「成績のよい子は勉強部屋ではなくて食卓で勉強していた」

ということ。これは彼らに勉強部屋が与えられていたにもかかわらずです。

事実、一流中学→高校→東大法学部→官僚という絵に描いたような

エリートコースをたどっているガイドの友人も、勉強は食卓やリビングでしていて、

自分の部屋ではしていなかったとのこと。これは子供の頃だけではなく、

大学に入ってから、国家I種試験の受験勉強の際も変わらなかったそうです。

なぜ成績のよい子供に勉強部屋ではなく、食卓で勉強する子が多いのか? 

そこには、お母さんとのほほ笑ましい信頼関係というコミュニケーションがありました。


成績がいい子は、母子コミュニケーションが頻繁

コミュニケーション論が四十万先生の専門。

それはビジネスの場でも活かされています

頭のよい子が育った食卓では、どんな料理が出されていたのでしょうか?
 
メニューはいろいろあります。肉じゃがだったりミネストローネ、豆腐ハンバーグなど。

特に高級食材が使われている料理でもなく、目新しいお料理というわけではありません。

なぜこれらが成績の良し悪しに関係あるのでしょうか? 四十万先生に伺いました。

「それぞれの料理に子供たちは思い出を持っているんですね。

これは『頭の良い子が育つ家』の構造やコンセプトにも関係してくることなのですが、

私が調査した結果、成績の良い子が育った家庭というのは親子、

特に母子コミュニケーションが実によく図られている家庭であることが特徴です。

子供たちにとって母親がそばにいる環境で勉強することが『安心』に繋がっていたり、

『親に褒めてもらいたいから頑張る』など親が好きで、

親に認めてもらいたいという憧れや尊敬を含めた

『頑張り』を持っていたケースが多いですね。

食卓の思い出に登場するメニューは料理だけでなく、

コーヒーなどの場合もありましたよ。

これは父親との食事の時間をあまりとれない家庭で、

家族が食卓でコミュニケーションをとるために夜のコーヒータイム

というのを父親の帰宅時間にあわせて作っていたんですね」

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