2009年3月16日月曜日

マイホーム借り上げ制度

50歳以上の方の自宅を最長終身で借上げをし、家賃を一生涯保証します。その結果、保証家賃で60歳からでも住宅ローンを組むことができ、郊外に住宅を新築することなども可能になります。自宅の貸し出しにあたっては、「耐震性が確保されている」ことが条件となっており、多くは貸し出しの際に耐震補強と若干のリフォームが必要になります。そのリフォーム費用も貸し出し家賃から支払うことが可能なので、全く持ち出しすることなく、住み替えが実現できます。また、3年間の短期賃貸借契約で貸し出しするので、最長3年待てばいつでも自宅に戻ることも可能です。

これはかなり画期的な制度です。

全国的に郊外住宅の空き家化が問題になっている。シニア層の住宅取得と合わせてまさに一石二鳥の制度だと思います。

子育て時代に建てた住宅は、高齢化と共に使いづらいものになっていく。子育て時代に建てた家は、子育て世代に貸出して、一生涯の家賃保証をしてもらう。そしてそれを原資にして新たに「終の棲家」を平屋建てで造るという構想である。これらは同時にかなりの経済効果も生むだろう。

こういう制度はもっと沢山の人に知ってもらい活用していく必要がある。