2008年2月23日土曜日

最近

食品偽装問題が最近ずっと騒がれていたが、今度は中国食品農薬問題が話題になっている。
そしてブルーレイ VS HDのDVDの問題、イージス艦の衝突事故などが取り上げられている。
そういえば昔レンタルビデオ屋さんはVHSとベータの両方のテープをひとつの映画に用意していたのを思い出した。私は幸いにもVHSだったので良かったが、ベータの友人はかなりぼやいていた。本当のところは解らないが、噂ではベータのほうの画像が良いとか、何となく記憶では巻き戻しの際ベータに問題があったように思う。
前回あのソニーが負け、今回は勝ち組のほうでした。企画争いはいつも消費者を蚊帳の外において、よく解からない所で決まっている気がする。
最近は同業者同士や、近い業種での合併や提携が増えており共同仕入や共同開発や共同研究は盛んに行われている。競争だけではお互い消耗して疲れるだけだが、競争無しでは進歩しないのも事実だ。色んな形での試行錯誤を繰り返し、現在または未来の社会に生き残っていくしかない。
様々な業界での消費活動の変化や競争の激化は、ほとんど少子化や格差社会によるものと言われているが、実際は情報の圧倒的な増加と平等化が大きな要因ではないかと思う。
企業はユーザーに提供する時代から選択される時代へと変わっていった。
これは完全に主語が入れ替わっており、単に主役が変わったのではなく、出演者と観客が入れ替わったようなものだ。

以前松井証券の松井社長の講演で、顧客第一主義ではもうだめだと言っていた。
第一と言うのは今の延長戦の一番であり、顧客が主体の顧客中心主義でないといけないということだった。
少しずつ確実に改革と変化と進歩を繰り返し継続していくことしかない。