2010年2月17日水曜日

冬季オリンピック



ちょっと時期が遅れましたが、

女子モーグルはかなり面白かったですね。

あの急斜面コブをカービングターンで

縦に滑り降りていくなんて、あり得ないほど難しいこと。

相当な勇気がないと出来ないだろう。

スキーは基本的に斜面に対して垂直に過重しないと

板のコントロールは効かない。

板を踏んでいけば、板のしなりとカーブにより

ターンする度に加速する。

あの急斜面に対し垂直とはほとんど真っ逆さまに突っ込んで

行く感じです。

普通はどうしても腰が引けて、後傾になってしまう。

足首を深く曲げ足首より全身を前に倒す感覚で

常に滑らなくてはならない。

オリンピック選手のレベルでは、ほんの少しの体重移動が

結果的には大きなタイム差になってくる。

その上に2回のアクロバティックなジャンプなんて

誰が考えたのだろう、あり得ない競技です。


着地地点が急斜面のコブです、普通に考えると

コケない訳がない。

まさに究極の競技です。

4人の素晴らしい日本代表選手たちも

素晴らしい滑りでした。

もちろん上村愛子の演技は素晴らしかったのですが、

エアーの失敗までの里谷多英の滑りは、鬼気迫るものがあり

スピード、テクニックともに最高でした。

腰痛に悩まされ、ブランクもあったのにあんな滑りが

出来るとは、さすがに金メダリストです。

それに福岡出身の若い選手もいたようで、今後が楽しみです。

次は最も好きなアルペン競技の、滑降、スラロームが始まります。

やっぱりオリンピックは面白い。

0 件のコメント:

コメントを投稿