

オリンピック、フィギュアスケートのメダリスト二人
のインタビューは対照的な印象を受けた。
次回のソチオリンピックについての質問に対し、高橋大輔は
「今は何も考えられない、ゆっくりして落ち着いたら
考える」というような感じだった。
当然だろう、今回のオリンピックに照準を合わせ
その一点に集中し、すべてを犠牲にしてギリギリの状態で
やっと成し遂げた直後である。
しかし、何と19才の浅田真央は、多分演技の直後にソチオリンピックでの
雪辱を誓い、たとえキム・ヨナが引退しても彼女の出した世界最高得点を
更新するという具体的な目標までしゃべっていた。
そして、翌日のインタビューでは、具体的にその戦略まで立てていた。
内容は確か3回転・3回転を加え、トリプルアクセルはもちろん、4回転の
可能性すら示唆し、今回の点差の原因であったすべてのジャンプの加点を
もらえるようジャンプの完成度を高めていくという感じだった。
言葉にならない感動を覚えた瞬間でした。
この時点で次回の金メダルはほぼ彼女のものだと確信しました。
もうすでに彼女の中ではきっと、その為に具体的に何をしないといけないか
の戦術まで出来上がっているのだろう。
恐るべき19才です。
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