2010年3月29日月曜日

法人税


先日鳩山首相が法人税率を下げる方向で考えていると

言う発言がありました。

賛成なのは当たり前の話ですが、何も税金が少なくなる

というような近視眼的なことではありません。


法人税が高いために日本では、節税が当たり前のように

なっています。

そして、税金対策が上手い税理士が良い税理士というような、訳のわからない価値観が

当たり前のようになっている。

そもそも、法人税が少なければ節税など考える必要が無くなる。

節税に費やす時間や労力を前向きな仕事に当てた方が

はるかに効率も良く、税収も増えるのではないだろうか。

(もちろん消費税の問題や適正な法人税率を検討するのは前提だが)


もうひとつ大きな税金対策が保険である。

特に外資系のがん保険は、全額損金算入など日本の保険会社が

持っていない商品がある。(日本の場合は半分が損金算入の商品が多いようだ。)

目的はそれだけではなく、退職金積み立てや資産形成もあるが

主には税金対策として営業しているようです。

この損金算入のシステムがどういう経緯で出来たかは解らないが

日本の税収を大きく減らしているのは間違いないだろう。

どうも日本の高い法人税を狙った、世界の保険シンジケートの

圧力か陰謀では? 考えすぎだろうか。


とにかく法人税を下げて、節税を考えることを止めて

沢山税金を納めるたくなる国にしていくしかない。

2010年3月25日木曜日

開幕


このところ雨ばかりで、我々にとってはかなりこたえます。

タイミングによっては全く身動きできない現場も出てきます。

造成工事なども土が流れやすい為、なかなかはかどりません。

ここまで続くとさすがに気分的にもスッキリしないですね。

こんな時はソフトバンクの試合でも見てスッキリしたいものです。

そこで4月にオープンするHITマリナ通り展示場では、オープン記念

として、ご希望の方に抽選でホークスのチケットをペア25組分ご用意

しています。

ホークスファンの方々是非お立ち寄りください。

4月24日(土)オープンです。

2010年3月17日水曜日

アクティブシニアタウン




美奈宜の杜

日本初のアクティブシニアタウンでの

設計展がはじまりました。

800区画の大型開発で、すでに約350世帯が入居

されているようです。

場所は朝倉市です、一般的には甘木のほうが解りやすいですね。

ゴルフ場があり、温泉があり、旅館もあり、テニスコート

や運動場等・・・etsかなり充実した設備があります。

ここの最も素晴らしい点は、住民同士のコミュニティが

あり、たくさんのサークル活動が自主運営で行われているところです。

たとえばスポーツでは、

卓球、ソフトボール、テニスサークル、太極拳、トレッキングクラブ

水泳、ゴルフ等

文化系では、

陶芸教室、写真同好会、木工、トールペイント、パレットの会

童謡を歌う会、書道サークル、囲碁、将棋の会、英会話、カラオケ教室

ダーツ、マージャン、トランプ同好会等があるようです。

私が見学に行った際も、卓球、マージャン、テニスの最中でした。

今回のD&Hの提案は、建築家丸谷博男先生㈱エーアンドエーセントラルの「楽隠居」です。

プランを見ると一見地味なように見えるが、外観はかなりシャープで

中との対比が面白い家です。

一見地味と表現しましたが、住まい方の提案もあり、そこで暮らす人に

焦点を当てた人が集まる本質的なプランです。

決して機をてらったようなものではない設計は、そこで暮らす人に優しい

理想の形です。


ダイニングからリビング、そして縁側から土間を通り外につながる

動線は、来る人を気兼ねなく温かくかつさりげなく迎える事が出来る。

それはきっと日本の古き良き時代の懐かしい光景が再現されることでしょう。

2010年3月9日火曜日

借景





近くにたくさん木のある公園の向かいや隣接に家を建てるのは

とても素晴らしいことです。

そばに公園があると、子供を遊ばせることができて便利ですが

それ以上に借景読んで字のごとく、景色を借りる

ことが出来るのです。

たとえばリビングからの景色が、広い空間と大きな木に囲まれた

癒しの空間になるのです。

毎日のことです、その上手入れの必要もなく、基本的に後で建物が建つ

可能性もほとんどありません。

子供が遊んでいる姿を、見ることも可能です。

こんな素晴らしいことはありません。



しかし、プランの段階でリビングや玄関先などから、具体的に

窓の位置や大きさ、その時に見える風景をイメージすることが

大切です。

たとえば公園にいる人から家の中は見えないが、角度によって

こちらからは、上から覗けば見えるようにすると便利でしょう。

ちなみに南片江の分譲地のとなりは沢山の大きな木がある公園です。

2010年3月4日木曜日

明確な目標設定



オリンピック、フィギュアスケートのメダリスト二人

のインタビューは対照的な印象を受けた。

次回のソチオリンピックについての質問に対し、高橋大輔は

「今は何も考えられない、ゆっくりして落ち着いたら

考える」というような感じだった。

当然だろう、今回のオリンピックに照準を合わせ

その一点に集中し、すべてを犠牲にしてギリギリの状態で

やっと成し遂げた直後である。

しかし、何と19才の浅田真央は、多分演技の直後にソチオリンピックでの

雪辱を誓い、たとえキム・ヨナが引退しても彼女の出した世界最高得点を

更新するという具体的な目標までしゃべっていた。

そして、翌日のインタビューでは、具体的にその戦略まで立てていた。

内容は確か3回転・3回転を加え、トリプルアクセルはもちろん、4回転の

可能性すら示唆し、今回の点差の原因であったすべてのジャンプの加点を

もらえるようジャンプの完成度を高めていくという感じだった。

言葉にならない感動を覚えた瞬間でした。

この時点で次回の金メダルはほぼ彼女のものだと確信しました。

もうすでに彼女の中ではきっと、その為に具体的に何をしないといけないか

の戦術まで出来上がっているのだろう。

恐るべき19才です。