
頭のよい子が育った家庭の共通項
お笑い芸人はなわ邸も指南したテレビでもおなじみ、「頭のよい子が育つ家」。
四十万先生の著書、『頭のよい子が育つ家』ではこんな法則が紹介されています。
一流中学に合格したお子さんの家庭を調査した結果、出てきた法則が、
「成績のよい子は勉強部屋ではなくて食卓で勉強していた」
ということ。これは彼らに勉強部屋が与えられていたにもかかわらずです。
事実、一流中学→高校→東大法学部→官僚という絵に描いたような
エリートコースをたどっているガイドの友人も、勉強は食卓やリビングでしていて、
自分の部屋ではしていなかったとのこと。これは子供の頃だけではなく、
大学に入ってから、国家I種試験の受験勉強の際も変わらなかったそうです。
なぜ成績のよい子供に勉強部屋ではなく、食卓で勉強する子が多いのか?
そこには、お母さんとのほほ笑ましい信頼関係というコミュニケーションがありました。
成績がいい子は、母子コミュニケーションが頻繁
コミュニケーション論が四十万先生の専門。
それはビジネスの場でも活かされています
頭のよい子が育った食卓では、どんな料理が出されていたのでしょうか?
メニューはいろいろあります。肉じゃがだったりミネストローネ、豆腐ハンバーグなど。
特に高級食材が使われている料理でもなく、目新しいお料理というわけではありません。
なぜこれらが成績の良し悪しに関係あるのでしょうか? 四十万先生に伺いました。
「それぞれの料理に子供たちは思い出を持っているんですね。
これは『頭の良い子が育つ家』の構造やコンセプトにも関係してくることなのですが、
私が調査した結果、成績の良い子が育った家庭というのは親子、
特に母子コミュニケーションが実によく図られている家庭であることが特徴です。
子供たちにとって母親がそばにいる環境で勉強することが『安心』に繋がっていたり、
『親に褒めてもらいたいから頑張る』など親が好きで、
親に認めてもらいたいという憧れや尊敬を含めた
『頑張り』を持っていたケースが多いですね。
食卓の思い出に登場するメニューは料理だけでなく、
コーヒーなどの場合もありましたよ。
これは父親との食事の時間をあまりとれない家庭で、
家族が食卓でコミュニケーションをとるために夜のコーヒータイム
というのを父親の帰宅時間にあわせて作っていたんですね」
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