
最近大河ドラマで福山雅治主演の坂本竜馬
が話題を呼んでいる。
やはり司馬遼太郎の竜馬がゆくはとてつもなく面白い。
前回の長州、高杉晋作、吉田松陰らの「世に棲む日日」も
かなり面白いが、「竜馬がゆく」はまた別格である。
全8巻正月明けから読みだして、8巻目のあと少しです。
幕末の素晴らしい人材の中でも、竜馬は際立っている。
誰よりも大きい志を持つ人間が、それ以下の志を凌駕する。
巻き込んで更に大きく膨らませていく。
視点をどこに置くか、どこから眺めるかで見える景色も違う。
それにしても幕末は凄い人材が多い。
薩摩、長州、土佐それぞれの思惑と役割が藩の事情や、徳川幕府との
関わりの中で明確になっていく。
その過程で犠牲になっていく若い命。
戦国時代、幕末、その後の戦争の数々はすべて若い命の犠牲により
次の時代の幕を開けてきた。
我々は何を次の世代へ残せるのだろうか?
また何を残し、何を残さないようにしなければならないのだろうか。
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