2012年10月9日火曜日




先日JALが再上場を果たしました。

京セラ稲盛さんの手腕による、奇跡の復活と言っていいだろう。

稲盛さんの功績は素晴らしいものだと思います。

そもそも今回の発端はJALの破綻から始まった。

5200億円の借金の免除に3500億円の公的資金注入。

確かに再上場で国には6500億円入ったので差し引き3000億円

のプラスではある。

しかし国内唯一のライバルと言っていいANAの立場はどうだろう。

これではまともに戦えないでしょう。

ヘリコプターから事業をスタートし、逆風の中ここまで正攻法で

経営してきた。

一兆円近い有利子負債はあるが、それなりに利益を出している。

そこへ来て、JALが2000億円の借り入れはあるが、現預金を考えれば

事実上無借金のようなものだ。

リストラで痛みは伴ったがそれは民間企業であれば、当たり前のこと。

これでは公平に戦えるハズはない。

ANAにしてみればあまりにも酷であり、不公平です。

身軽になり、これから航空機購入はじめどんどん投資していけるJALと

まっとうに勝負することはできないでしょう。

これは国も知らんふり出来ない問題だと思う。

果たして良い解決作はあるのだろうか。



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