

ちょっと時期が遅れましたが、
女子モーグルはかなり面白かったですね。
あの急斜面コブをカービングターンで
縦に滑り降りていくなんて、あり得ないほど難しいこと。
相当な勇気がないと出来ないだろう。
スキーは基本的に斜面に対して垂直に過重しないと
板のコントロールは効かない。
板を踏んでいけば、板のしなりとカーブにより
ターンする度に加速する。
あの急斜面に対し垂直とはほとんど真っ逆さまに突っ込んで
行く感じです。
普通はどうしても腰が引けて、後傾になってしまう。
足首を深く曲げ足首より全身を前に倒す感覚で
常に滑らなくてはならない。
オリンピック選手のレベルでは、ほんの少しの体重移動が
結果的には大きなタイム差になってくる。
その上に2回のアクロバティックなジャンプなんて
誰が考えたのだろう、あり得ない競技です。
着地地点が急斜面のコブです、普通に考えると
コケない訳がない。
まさに究極の競技です。
4人の素晴らしい日本代表選手たちも
素晴らしい滑りでした。
もちろん上村愛子の演技は素晴らしかったのですが、
エアーの失敗までの里谷多英の滑りは、鬼気迫るものがあり
スピード、テクニックともに最高でした。
腰痛に悩まされ、ブランクもあったのにあんな滑りが
出来るとは、さすがに金メダリストです。
それに福岡出身の若い選手もいたようで、今後が楽しみです。
次は最も好きなアルペン競技の、滑降、スラロームが始まります。
やっぱりオリンピックは面白い。
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