先日日経MJの記事に、
日本人は世界一「不安」?というタイトルの記事が 出ていました。
ニューヨークの大手広告代理店による11カ国の調査です。
今年の春から夏にかけての調査だそうです。
将来に不安を抱く日本人は90%で、他の先進国に比べて突出しており、特に失業や生活水準の悪化に対する懸念が強いという。そして最も割合が低かったのが中国で35%だった。
中国が異常に低いのもよくわからない。
国民性の部分もあるのだろう。
これは経済だけではなく、世界の様々な問題をも含めた
質問のようです。
特に日本が高かったのが「国の財政赤字」、「食料供給の安全性」
「失業率」、「地球温暖化の影響」などです。
他には、「生活費」、「経済情勢」、「医療負担」、「銀行の破錠」
「ガソリン価格」、「アフガニスタンの戦争」等があったようです。
順位は
①日本 90%
②ロシア 84%
③米国 83%
④インド 74%
⑤英国 74%
⑥スペイン 70%
⑦ブラジル 66%
⑧カナダ 65%
⑨豪州 61%
⑩中国 35%
これはどう考えても政治の責任以外の何物で
もないと思う。
あくまでも先進国でというくくりもあり、当然
医療や戦争の問題を抱えるアフリカや中東の国々からすれば
日本は命の保証は限りなく高く、安全かもしれない。
この結果は今後の日本をどう舵取りしていくか
ということを考えれば、一つの指標とはなるだろう。
平和な状況で90%の人が不安を抱える国ではまずい。
もちろん政治家だけの問題でもなく、国民の問題でもある。
国民としても、日米安保のように解りやすいロジックだと、
拳(こぶし)をふりあげればよいが、財政赤字や失業率だと
具体的な行動がわかりづらいし、解決策が単純ではない。
結局国も無駄遣いはやめましょう位のところしか手がつけられず
「仕分け」が行われているのだろう。
世界はグローバル経済と一体となり単独では生きていけない
仕組みになってしまっている。
これは、どうしようもない事実である。
その中で参考になるのは、やはりグローバル経済とも
緩やかな繋がりをもち、経済発展よりも個の「幸せ」に
焦点を置いている北欧諸国とニュージーランド当たりが
手本になるのではないかと思う。