当然のことだが年をとるとだんだん足腰が弱くなっていく。周りの家族は見ていて危ないからと車椅子をすすめる。さも正しい事のように怪我するといけないからと車椅子をすすめる。そうすると、これ以上心配をかけまいと、車椅子に乗る。そしてとうとう本当に歩けなくなる。当然家の中も車椅子で動けるようにリフォームする。もう二度と立ち上がることはなくなる。
年をとれば誰もが足腰は弱くなっていく。やるべきことは、鍛えることだ。家の中の段差を行き来して日常生活で鍛えるべきだ。筋肉を衰えさせないことが重要だ。必要なのは車椅子でもバリアフリーの住宅でもない。適度なバリアーと周りのサポートだと思う。年を取ったとき不便だからと、階段や坂のある住宅環境が敬遠される傾向があるが、全く逆だと思う。日常の生活の中で自然と鍛われるのがいいと思う。
以前にも書いたが、うちも子供が歩き出す時、最初は和室との5センチ程の段差で転んでいた。逆に子供はそこを練習台として選び、上っては降りるを繰り返し上達していった。次に階段を見ればどこでも上がって降りるをまた繰り返す。そして成長していく。子供にとってバリアフリーとは退屈かつ成長しない無用の長物だと思う。
もちろん例外的に必要な方々がおられるのは理解しています。
本当にバリアフリーが必要なのは家の中ではなく外です。公共の施設や一般の歩道です。私もベビーカーを押してきましたが、街中は最悪です。バス、電車、駅等数えればきりがありません。政策によりバリアフリー住宅を推進してるが、逆に外をバリアフリーにすることにお金を使うべきだと思う。