2008年6月21日土曜日

原油高

世界的原油高の直接的影響によりガソリンが高くなった事は、一般家庭においてかなりのダメージであることは間違いない。

製造業や漁業、運送業他のあらゆる事業においては、ダメージというよりは死活問題である。

わかっていても日本一国ではどうすることもできない。というより国や人の力ではどうすることもできないだろう。ブッシュ大統領もAPECに交渉に行ったが成果はないようだし。

資本主義経済では市場原理が働きだすとなかなか止めることは難しい。原因として様々な理由が報道されているが、自然に物事が極端に動くことは考えにくい。

戦争にしても、誰か起こしたい立場の人や組織、団体が意図的に誘導しない限り起こりえないはずだ。

話はそれたが、子供のころ第一次オイルショック、第二次オイルショックと大きな影響があったことは鮮明に記憶している。たぶん今回よりもひどい状況だったと思う。

ただ一つの問題が起こる度に日本は強くなっているのも事実です。一時的なダメージを受けつつも創意工夫を繰り返し、乗り越えていく。

企業や人もしかりである。色んな問題が起こり、それを乗り越えていくことでしか成長はない。それは大小織り交ぜて日常的に繰り返している。ただ淡々と確実にやるべきことを行い、前に進んで行くだけだ。

日本人の最も優れた資質のひとつは、創意工夫だと思う。

今回もまた、創意工夫で活路を見いだしプラスに変えていくことだろう。