
1月11日に東京でNPO法人外断熱推進会議の理事会及びセミナー、賀詞交換会が開かれました。
全国から熱いメンバーが集まり、いつものようにお酒の席でも建築物理学等、難しい話を当たり前のように議論しています。知らない人ではおそらく建築業界の人でももチンプンカンプンでしょ
事務局長の堀内さんを筆頭に、特に理事会のメンバーからはいつも刺激を受けています。そしてその多くが私より年上です。経験もあり実績もある方たちの言葉にはやはり重みがあります。
NPOは議員連盟もあり、国会でも取り上げられ、またドイツや米国の団体とも交流があり日本では唯一と言っていい外断熱のプロのあつまりです。
そして、本気で日本を変えていこうとしているメンバーです。
大学教授、国会議員、作家、弁護士、一級建築士、ゼネコン、デベロッパー、建材メーカ他と様々な方たちが参加しています。
残念ながら九州では会員も少なく、私も理事としては活動が余り出来ていないのでまだまだ知られていない存在です。
地球温暖化対策、日本は待ったなしの状況です。今年は洞爺湖サミットもあります。京都議定書の数値目標も現状とはかけ離れたものになってしまっており、途上国より排出権を買うしかない状況です。
外断熱の利点はCO2削減だけではありません。福田首相が所信表明で言っていた「200年住宅」構想にも欠かせないことで有るのに、現在は盛り込まれていません。
まだまだやるべきことが山積ですが、毎年少しづつ良い方向には向かっています。今年はおそらく飛躍的に動いていくでしょう。
※ 写真右端が作家の山岡淳一郎氏です。著書「外断熱は日本のマンションをどこまで変えるか」「あなたのマンションが廃墟となる日」等があります。もともとスポーツのドキュメンタリーの書籍が多かったようです。