
とうとう昨日で終わってしまいました。
何十年かぶりにNHK大河ドラマを見ましたが
面白かったですね。
最近司馬遼太郎にはまって、「龍馬がゆく」や
吉田松陰や高杉新作が中心の「世に棲む日日」を読んで
間が無かったので特に理解がしやすく入り込めた。
150年位前のことだが自分がすでに50才なので、そう考えると
まんざら大昔の出来事でもない気がしてくる。
坂本龍馬ほど日本人にとって、ヒーローと呼ぶにふさわしい人物は
他にはいないのではないだろうか。
これ程までに、心を揺さぶる人物は他にはいない。
写真や手紙などの文献もかなり残っており、面白くするため
に英雄を作り上げるほどの大きな脚色は少ないはずだ。
また暗殺についてもミステリアスな謎に包まれ、
伝説になる要素としても申し分ない。
ドラマでは政府筋の暗殺となっていたが、新撰組や
新撰組周辺の恨みを持つ人間もいる。
他にも岩崎弥太郎説、グラバー説
土佐藩や薩摩藩説とたくさんの説がある。
坂本龍馬だけでなく、時代を変えるために、日本の未来のために
たくさんの若者が命を落としていった。
時代小説を読んでいつも思うのは、私達の今は沢山の若者の犠牲の上に
成り立っているということを、もっと深く認識する必要がある。
そうすれば、政治家や官僚または一般の我々も多少行動が
変わってくるのではないだろうか。