2010年3月29日月曜日

法人税


先日鳩山首相が法人税率を下げる方向で考えていると

言う発言がありました。

賛成なのは当たり前の話ですが、何も税金が少なくなる

というような近視眼的なことではありません。


法人税が高いために日本では、節税が当たり前のように

なっています。

そして、税金対策が上手い税理士が良い税理士というような、訳のわからない価値観が

当たり前のようになっている。

そもそも、法人税が少なければ節税など考える必要が無くなる。

節税に費やす時間や労力を前向きな仕事に当てた方が

はるかに効率も良く、税収も増えるのではないだろうか。

(もちろん消費税の問題や適正な法人税率を検討するのは前提だが)


もうひとつ大きな税金対策が保険である。

特に外資系のがん保険は、全額損金算入など日本の保険会社が

持っていない商品がある。(日本の場合は半分が損金算入の商品が多いようだ。)

目的はそれだけではなく、退職金積み立てや資産形成もあるが

主には税金対策として営業しているようです。

この損金算入のシステムがどういう経緯で出来たかは解らないが

日本の税収を大きく減らしているのは間違いないだろう。

どうも日本の高い法人税を狙った、世界の保険シンジケートの

圧力か陰謀では? 考えすぎだろうか。


とにかく法人税を下げて、節税を考えることを止めて

沢山税金を納めるたくなる国にしていくしかない。

0 件のコメント:

コメントを投稿